おっぱいマッサージの必要性

妊娠中は経過が順調なら検診や出産準備の買い物ぐらいで特に忙しくもなかったので、出来ることはなるべくやっておきたいと思っていました。妊娠が分かったときから、できれば完全母乳で赤ちゃんを育てたい、と考えていたのでそのためにできることはしておきたいと思いました。

妊娠中のおっぱいマッサージ

おっぱいマッサージ(乳首のマッサージ)を妊娠中からやっておくと、最初の授乳が順調だという意見をよく目にしましたから何かやっておいたほうがいいのかな、とも思いましたが、なんだかものすごく変なことのような気もしました。アメリカやヨーロッパではおっぱいマッサージは妊娠中も授乳中もやらないみたいですし、なんだか不自然な気がするのです。大昔の妊婦さんたちがそんなことをやっていたとは思えなくて。

新生児

とはいえ、日本の本やサイトを見ている限りは、よく妊娠後期から乳首のマッサージなどをやるとよいと当たり前のように書いてあることが多いです。人気の育児本やインターネットでも乳首やおっぱいのマッサージの話はとにかくよく見かけるので、とても信用している知り合いの助産婦さんに聞いてみたら「なにもしなくていいわよ」というのが答えでした。

元からあまり自分でマッサージする気にもなれなかったし、不自然な感じが好きでもなかったので、「楽でいいや」、と思って本当に何もしませんでした。結果から言うと、産んでから赤ちゃんに吸ってもらっただけでちゃんとおっぱいは出たし、一度も粉ミルクは与えないで完全母乳で育てることができました。もちろん産んですぐから2ヶ月くらいまではすごく大変だったし、疲れましたけど。

だからといって、妊娠中からマッサージを受けていたり、授乳中にマッサージを受けて母乳を搾り出してもらったほうが楽だったかと言うとそうでもないような気がしています。

赤ちゃんによって吸い付き方も口の大きさも違うせいか、妊娠中にマッサージなどしなくても授乳をはじめたらすんなり順調にいった、という人も時々います。わたしの場合は産後すぐから授乳自体はわりと順調にいきましたが、赤ちゃんがみんな大きかったせいか、吸い付きも強ければ吸っている時間も長かったので、母乳の量が増えるまでが吸われすぎでとにかく辛かったです。その後も最初の2週間ほどは乳首の痛みが激しくそのせいで授乳が大変でした。でもこれはふたりめでもさんにんめでも同じだったんです。

授乳

乳首を赤ちゃんの口にふくませる時に深くしっかり、ということと、飲ませるときの抱き方など、ふたりめ、さんにんめでは慣れていたし助産師さんにチェックをしてもらってもオッケーをもらっていたので姿勢が間違っていたとか、飲ませ方が悪かったとかではないと思うんですけど、とにかく赤ちゃんを産んで授乳を始めたら乳首はひどいときはカサブタになっていました。でも母乳自体は毎回しっかり出て3人とも完全母乳で卒乳まで過ごせました。

実際に赤ちゃんに乳首を吸われてみて、わたしはオイルを塗ってこするぐらいのマッサージなんて意味がないと思いました。余裕があれば、授乳の前に蒸しタオルで温めて乳房を温め、乳首も軽くマッサージして伸ばしてから授乳するほうが妊娠中にマッサージをするよりもいいかもしれません。実際のところお腹を空かせて泣いている赤ちゃんを待たせて何かをする、なんていうのはひとりめの子ならとても難しいですけど。

単に面倒だったから、というのも大きいですが、妊娠中のおっぱいのマッサージは子宮収縮を促すのでやらないほうがいい、という話も読んでわたしは妊娠中のマッサージは一切やらないことにしました。

実際に授乳する前に軽くマッサージ

おっぱいの状態や乳首の大きさ、形はいろいろあるのでそれにあわせて必要なケアもかわってくると思います。わたしの場合は特に最初の子のときは産後1週間以降ぐらいからおっぱいが作られすぎて乳房が硬くなり、石のようになった硬いおっぱいに乳首がちょこんと付いて同じく固くなってしまっていることがよくありました。

こういう時に蒸しタオルを軽く当てて、やさしくマッサージをして少し乳房と乳首をほぐしてから授乳をしたほうが赤ちゃんもしっかり乳首をくわえやすくなります。硬くてパンパンになったおっぱいを含ませるときは、手の親指と残りのゆびを使って乳房をなるべく平べったくなるようにつぶして、口を開けた瞬間に乳首を深めに入れてあげると上手に吸い付きやすくなります。

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