3人の子を産んで体重はもうすっかり妊娠出産前に戻ったにもかかわらず、絶対に戻らないと断言できるのがわたしのお腹の皮。
おなじく3人産んだママのわりときれいに戻ったお腹を見たときのショック。なぜだか毎回、双子?と聞かれまくる巨大なお腹になっていたのでこの伸びた皮はこのままなんだと思います。元の体型がウエスト60センチ前後から腹囲110センチ以上でしたし。特に3人目を出産して半年くらいは見事にたぷたぷになってしまって、ありえない!!、と見るたびに思ってしまうくらいの伸びっぷりでした。それでも1年を過ぎたあたりからひどいなりにすこししまってたるみは出産後よりもだいぶ減ってきました。
そんなわたしに、自分の体(お腹)はこんなだけど、それでもきれいかもしれない、と思わせてくれて素敵なマタニティと産後のフォト。産前産後で自分の体が嫌になっているママにぜひおすすめです。
【美しい写真】マタニティフォト「ビューティフル ボディ」=ジェイド・ビオールによる「ありのままの美しい」写真集【画像】
http://www.huffingtonpost.jp/2013/06/26/a_beautiful_body_book_project_jade_beall_photos_n_3506810.html
女性のガリガリに痩せたからだが美しい、胸は大きいほうがよい、足は長くてまっすぐ細いのが美しい、体のすみからすみまでこれが理想、という刷り込みを子供の頃から受けて育つ日本の女の子たち。自分もそうでした。昔は痩せすぎモデルが問題になることの意味が分からなかった。
でも自分が年齢を重ねて母になり、また自分の出産を通してびっくりするくらいの大きな体の変化を経験して、そんな刷り込まれた価値観がばからしい、と感じるようになりました。メディアが女性の体に対する劣等感を煽るのは様々な物を買わせるため。自分に満足していたらたぶん人は本当に必要なものしか買わなくなるのだと思います。
整形や化粧などで不自然に作られた顔や体の美しさ。それはそれで今でも美しいと感じるものも多いけれど、それとはまったく違う、生命の神秘や力強さを感じる女性の美しさ。ありのままの姿を美しく見せる写真の迫力は圧倒的です。感じ方は人それぞれだと思いますが、この写真を産後に見て、わたしは涙が出るくらい感動しました。