まさかの肘脱臼?肘が抜けた?-肘内障(ちゅうないしょう)でした

上の子と下の子(4歳ともうすぐ2歳)が寝る前にブランケットをかぶったりして遊んでいたときに軽い喧嘩になりました。下の子が床に落ちて、上の子が腕を持ってひっぱっているのが見え、下の子が「いたいー、いたいーーー!」と叫んだので「やめなさい!」と一喝。

まだ何を言っているかはっきり分からない下の子ですが、目に涙をためて肘を指差していたい、いたい、と訴えます。左腕の肘が痛かったのは確かみたいだけど、どうもよく分からない。わたしとオットに訴え終わるとまた元気に遊びだしたのでまあいいか、と思っているとなんか変。

左腕をだらんとさせてまったく使おうとしない。・・・でもとても元気。

ためしに包装を開けて自分で食べられるお菓子を渡してみたけど、左手がまったく使えない。腕を持ち上げようとすると「いたい、いたい、いたい、だめーー!」さわらなければまったく痛みがないらしくて、元気いっぱいで飛び跳ねて遊んでいるのに左腕はだらんとしたままなのです。

よくわからないけど、とりあえず腫れも赤みもないし、腕をさわらなければまったく痛くないみたいなので、夜だったのもあってそのままそっと着替えて寝かせ、翌日病院へ行くことにしました。朝いちばんで小児科に連れて行くと、肘が抜けてます、と言われました。

これは脱臼ではなくて、わっかになった肘のじん帯がずれてしまう状態だとか。俗にいう肘が抜けた状態で、小さな子供にはよくあることだそうです。正式には肘内障(ちゅうないしょう)というそうです。

治療は簡単で、腕を曲げてくりっとやってはい、おしまい。一瞬で子供も泣かないし、湿布とか包帯とかも何にも必要無し。腕はすぐに元通り動いています。お医者様ってありがたい、と思えた診察と治療でした。

小さな子の肘は簡単に抜けるそうで、引っ張った方向が悪かったみたいですが、自分のせいで腕が取れちゃったと思った上の子は、反動ですっかり落ち着きがなくなってしまい、落ち着かせるのに一苦労でした。