新生児から着せられる、かぶりタイプのベビー服を着せるコツ

日本製のベビー服ってキモノタイプで全開にして着せられるものが多いけど、オシャレなフランス製やかわいいアメリカ製のベビー服は、新生児用のサイズなのにかぶりのベビー服が多いんです。

自宅で寝ている時にわざわざ着せにくいかぶりタイプの服を着せる必要もないですが、ちょっとしたお出かけや写真撮影には普段と違ってインポートのベビー服でおしゃれをすることだってあるでしょう。

そんな時、かぶりタイプを普段着せなれていないと着せるのも脱がせるのも大変。友人から、いただいたお洋服が着せられない、と助けを求められた事もあります。

  

慣れないと脱ぎ着が難しいかぶりタイプですが、実は慣れればけっこう簡単。コツをつかめば新生児だって余裕でお着替えできます。

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新生児だってかぶりのお洋服が着せられる

生まれてすぐで体がぐんにゃりしている小さな小さな赤ちゃん。まだよく母乳やミルクを吐いたり、うんちがゆるくて漏れたりする頃のかぶりの洋服は大変です。

面倒だけどちょっとお出かけとかお客様のときはそういうカワイイ服も着せて見たいですよね。わたしはさすがに新生児にの普段着にかぶりタイプは面倒なので嫌ですが、特別な服なら新生児でかぶりもアリです。

さらに体も大きくてしっかりしてくる生後3ヶ月ぐらいになると、むしろかぶりのほうが好き。

いちいち紐を結んだり、10個以上もスナップを留めたり外したりするほうが大変です。かぶりはスナップが圧倒的に少ないので、実は慣れればけっこう楽なんですよ。

かぶりタイプのデメリットは、大量にウンチが漏れると脱がせる時に上半身に被害が拡大しやすいです。背中まで汚れたらどうせお風呂と大量の洗濯なので同じといえば同じですが、脱がせるときに顔や髪の毛につくとやっかいなんですよ。

ねんねの赤ちゃんにかぶりのベビー服を着せるコツ

かぶりの洋服を着せたり脱がせたりするのにはコツがあって、コツさえつかめば苦手感もなくまります。わたしは赤ちゃんの扱いに慣れている人にどうやって着せるのか見せてもらえました。

座れるようになった子は座らせて着替えれば簡単。ということで、新生児から首のすわっていないネンネの赤ちゃんのかぶりタイプの着せ方のご紹介です。

寝かせたまま着せる場合のコツ

  1. 服の首部分を広げて輪っかの状態にします。
  2. 片手で赤ちゃんの頭を軽く持ち上げて、後頭部にリング状枕のように置きます。
  3. 赤ちゃんの頭を下ろしてベビー服の首部分を広げて頭だけかぶった状態にします。
  4. 長袖ならストッキングのようにたくしあげて片方づつ腕を通します。

脱がせるときはこれを逆にやってみてください。特に小さい赤ちゃんの場合は、袖を通したりするのが怖かったりするかもしれません。

イメージとしては、お腹の中の姿勢のように、腕を曲げて体に沿わせた状態にして、手を袖に通したら、そっと腕を伸ばしてあげると自然に腕も通すことができます。これを片手ずつ丁寧にやります。

コツは、決して焦らないでゆったりやること。着せようと必死になるあまり、変な方向に腕に力をかけないようにしてあげてくださいね。

腹ばいにして着せる場合のコツ

  1. 赤ちゃんを転がして腹ばいにしたり寝た姿勢にしても安全な床やソファーの上に寝かせます。
  2. 赤ちゃんの腕を曲げて腰部分を支えて寝返りする時のようにそっと腹ばいにします。(持ち上げずに返します。返したら手が楽な位置になるようにしてあげてください)
  3. 服の首部分を広げて頭を通します。
  4. そのまま腕を通すか、また腹ばいから仰向けに戻して腕を通します。

脱がせるときはこれを逆にやってみるか、寝たままでも簡単です。

腹ばいの赤ちゃん

腹ばいはちょっと難しい感じだけど慣れてしまえばわりと楽です。新生児のときからかぶりのボディなどを着せるときには寝ている赤ちゃんをころっと腹ばいにして着せてしまいます。まだ座れない赤ちゃんのボディだけじゃなくて股スナップのついていない肩で止めるタイプのズボンを脱ぎ着させる時にもこの腹ばいスタイルが特に便利でした。

座れる赤ちゃんならかぶりのほうが楽

しっかりお座りが出来るようになれば座って頭と腕を通せるけど、まだ安定しないうちも頭を通すときには腹ばいが便利でした。(ヨーロッパやアメリカでも最近は前開きの着物タイプのベビー服が増えているみたいですが、以前は新生児でもかぶりタイプがあたりまえだったそうです。)

赤ちゃんがお座りをするぐらいの月齢以降は動きが激しくなりますから、ゆっくり紐を結んだりスナップを留めたりしている余裕がないことが多いです。すぽん、とかぶせてボタンやスナップが少ないお洋服のほうが脱ぎ着は断然楽になります。