ユニクロのダウンジャケット選びに失敗した、と思う理由

ユニクロが好きなわりに、アウターは最近までユニクロに抵抗していて手を出したことがなかったんですけど、ここ数年のユニクロのアウターはとてもいい感じ。以前から売り場で目に付いたものを、これならユニクロでもいいかも、と思って試着したりしながらも、どうしても抵抗感があって、アウターだけはユニクロを避けたいと思ってがんばっていました。

持っている服がユニクロだらけになってきていて、アウターが最後の砦状態だったんです。でも、一旦買ってしまえばもうそんなこだわりもなくなりました。小さな子供たちと外出するとコートやジャケットも汚れたり痛んだりするから、一緒にいて服を気遣う必要がないのは楽です。しかも最近はすっきりときれいなデザインで素材も好みのものが多いです。(現在、最後の砦はバッグと靴です。)

いままで数万円出して買っていたようなダウンジャケットが1万円ちょっとかそれ以下で手に入るというのはすてき。ジュースをかけられたり、油べとべとの手でさわられたり、公園の遊具のなかに自分も入って子供を助け出したり、そんな普段の生活で着るのにはぴったり。ウルトラライトダウンが軽くて脱いでも収納がコンパクトで便利なのでお気に入り。でも去年もう1枚と買ったユニクロの新しいダウンジャケット選びが失敗でした。

UNIQLO-SALE-WOMEN-DOWN

引用:http://www.uniqlo.com/jp/

2015年11月末から今も限定価格がきていて6990エン。他のダウンも今年のほうが好きなデザイン多いので今年買えばよかった。たとえユニクロでも毎年コートを買うのはわたしは嫌です。

昨年の秋に発売されて大人気であっというまに売切れてしまった+Jの丈の短いふわっとした感じのダウンジャケットとものすごく迷って結局普段に着られそうな普通のダウンジャケットにしたんです。(あのダウンジャケットは本当に好きなデザインだったのでいまでも見たら迷うと思います。でも普段に着るにはおしゃれすぎでした。)

わたしが選んだ普通のダウンジャケットは、無難だから普段に着られるはず、と思って買ったんですけど、、、これがわたし的に大失敗でした。

とても形がきれいだからスカートともパンツとも合わせやすいし、袖も手首までしっかりあって暖かいし、丈も短すぎず長すぎずで公園でも動きやすそうだし、完璧だ…と思っていたんですけど、ダメ。

・まずはタイトなのが災いして中にエルゴ装着して上から羽織るのがきついです。

まあでもそのへんはあるいていど分かって買いました。末っ子ちゃんもそろそろ重くなってきていたからエルゴよりもベビーカーを優先して使いたくなっていた頃だったし、いちど買ったら最低でも2、3年は着るのでエルゴ無しの生活を想定していたので。

そんなことより、まったく予想外だったのが、

・ポケットの位置とサイズが悪い

かなり前のほうについているのでちょっと重いものや大きいものをいれると着心地にひびくし、見た目も格好が悪い。

子供がいると物がさっと出せる、というのは大切なので、わたしは携帯電話以外にも鍵や小銭入れやティッシュ、リップクリームなどをポケットに入れたいです。子供がおしっこーー!もう出るーー!とか言ってる時に焦って家の鍵を探すとか日常茶飯事です。

なのでこのポケットの容量の小ささは予想外の失敗でした。いえ、容量が小さいというよりは、それなりに大きくて物は一応ちゃんと入るんだけど、少しの分量でも見た目がものすごくひびくし、とにかく少し物を入れただけでラインがひどく崩れてとても格好が悪い。

小さな子供がいるときのアウターは、汚い手で触られても汚れが見えにくい色とか、エルゴ使用期間中は肩と腕まわりがエルゴ向けかとか、いろいろ特殊なポイントがあると思っていました。が、ダウンジャケットのポケットはそこまで詳しくチェックしませんでした。大きさと使い勝手をチェックするために、中に手をいれてみたり、ファスナーの開け閉めをしてみたり、、、というのは確認したんですけど。

片方に携帯、もう片方に車と家の鍵を入れただけでポケット周辺は盛り上がってものすごく格好悪い。

格好悪いと思いながらも無理に物を入れて着たりもしますが、そうなってくると結局なんだか気に入らなくて着ても嬉しくないって分かってもらえるでしょうか。嫌いなところがあるのにせっかく買ったんだから着なくちゃ、みたいな気分になってテンション下がります。

好きなバッグとか持って出かけられるような時(=たまーに子供無しでひとりで出かけられるとき)に公園用に買ったダウンジャケットをそんな大事なひとりお出かけの機会に着るのも嫌。でも新しいのを買うのも嫌~。来年になってSALEでいいのが残っていたら買おうかな。

とにかくダウンを選ぶときには、今度から実際に持ち物をポケットに入れてみて、物をを入れた時のラインもチェックポイントに含めよう、と固く心に誓いました。