卒乳でも断乳でもなく、あえて言うならこれは離乳

最後のおっぱいからとうとう2週間が経ちました。もうこの子におっぱいをあげることはないと思います。そう考えるとますますわが子が愛しく感じるから不思議。生後13ヶ月で最後のおっぱいでした。

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拍子抜けするほど簡単にやめられたおっぱい

最後は1ヶ月以上も1日1回だけの授乳だったし、そこからさらに間隔を数日まで空けてからやめたのでわたしのおっぱいがツライとかはなかったです。子供のほうも機嫌が悪いときはおやつやねんねやお出かけでまた元気になってくれます。「おっぱい」と言えるようになっていたけどあげなくなってから執着するそぶりはありません。

授乳を減らしていく過程では、「自然断乳」をやっているのだと思っていました。でも実際に授乳を終えてみると「卒乳」とか「断乳」とか「自然断乳」とか、どれも自分にはしっくりきません。むしろ「離乳」という言葉がふさわしいかな。

余裕があればもっとおっぱいをあげて子供と繋がっていたかった。2才でも3才でも子供が飲みたがるだけあげる気持ちすごくわかります。でも諸事情あってわたしは生後12ヶ月を過ぎたら授乳を減らしていこうと思っていました。牛乳も飲んでくれたし、普通のご飯もしっかり食べてくれていたので前から考えていた通りに「自然断乳」を進めることができました。

おっぱいをやめるための方法と決心

「意識的に回数を減らしてよほどの事がなければ授乳回数を増やさない」と決めて自然に6週間ほどで完全にやめられました。生後10ヶ月くらいから日中の授乳回数も減らしていったので実際はもっと長く4ヶ月ほどかけてのことです。

その過程で生後12ヶ月まではおっぱいが張ったり、他の何をしても泣いて子供が必要としていると感じたときは授乳しました。

ママの体力と、気持ち、赤ちゃんの気持ち次第

おっぱいを卒業するのはママと赤ちゃんふたりが決めること。ママがまだおっぱいを飲んでほしいと思ったり、赤ちゃんがまだ飲みたければ続けられるだけ続ければいいって思います。赤ちゃんが飲んでくれなかったり、ママが辛ければ無理にあげる必要なんてないとも思います。それは病院の偉い先生でも経験豊かな助産師さんでも他人が口出しできることじゃない。ママと赤ちゃんがふたりで決める事だと思います。

はじめての事だから断乳についてはいろいろ読んで、ほんとうにいろいろ考えました。いま振り返れば必要のない心配をたくさんしたと思います。断乳や卒乳についてわたしと同じように迷っているママになにかの参考になるかもしれないので長くなるけど書きます。

世間で言われる断乳方法について、思うこと

断乳までたっぷり授乳しておいて予定日を決めて断乳という方法

これだいぶ以前に考えたけど、やらなくてわたしはよかったと思います。それでは赤ちゃんとわたしが決めることじゃなくなってしまうから。わたしだっていきなりおっぱいを止めたら張ったり詰まったりして辛かったんじゃないかな。最後までおいしいおっぱいを飲ませるために3時間おきの授乳、それから予定日を決めて断乳というのが有名な○○式だそうですが、いま考えればマッサージを受けるための断乳のような気がしてしまいます。

ちゃんといつまでか前もって話し聞かせて、というのも生後13ヶ月のわが子はまだ言葉は「まんま」や「だっこ」や「わうわう」なんかの世界にいて未来の概念なんて絶対にないと思いました。(もっと大きくなっていればいい方法な気がします。)

カラシや怖い顔を書く

これはできるかぎり避けたかったです。大好きなものがいきなり辛かったり怖くなったりするなんて大人の今でも自分に起こったらかなり嫌です。

1才までおっぱいだけ

うちの子には絶対無理でした。お昼に離乳食たくさん食べて、3時すぎにおっぱい飲んでさらにコンビニサイズのおにぎりおやつにまるごと食べてそれから夕方の離乳食しっかり食べる子でしたから。(生後11ヶ月の頃)

もし断乳や卒乳をすませたママが読んでいたら気にしないでくださいね。やめられたわけですから、その方法でいちばんよかったんだと思います。