“泣き入りひきつけ(憤怒けいれん)”やりました

わたしはこの泣き入りひきつけ(憤怒けいれん)って聞いたことがありませんでした。下の子が最近それっぽいのをやってくれちゃったから今はよく知ってます。でも、できればやる前に知っておきたかった。

体調が悪くて機嫌が悪かったときに、お昼寝の途中でぎゃんぎゃんと泣き叫びはじめた下の子ちゃん(2歳)。何を言っても叫び続けるので、訳が分からずとりあえずベッドから出して膝の上に抱いて座っていました。興奮してものすごい泣き叫び方でした。顔を真っ赤にして泣き叫んだと思ったら、急に顔の表情がひきつって、息を止めて手足をつっぱって、ガタガタと小刻みに震えます。そしてそれがおさまるとまた激しく泣く。30分くらいの間にそれを4回~5回やったでしょうか。その後は急に落ち着き、ぐっすり眠りました。

ちょうどオットも家にいる時だったのですが、子供が落ち着いた直後に医療関係のパパ友が電話でつかまったので聞いたら、泣き入りひきつけみたいな印象を受けると言われました。とりあえず心配しなくていいと思う、といわれたので一安心。あせってもう少しで救急車呼んでしまうところでした。熱性痙攣のひきつけは知っていても、泣き入りひきつけなんて聞いたことがなかったものですから。


子供たちは大好きだけど、、、。

後から調べてみると、新生児から6歳くらいの子に多く、2歳前後がいちばん多いそうです。うちの子もちょうど2歳でした。今回の場合は、痙攣するのが自分でも怖かったらしく、とても怯えてよけいに泣いていたように見えてかわいそうでした。呼吸が止まる時間が熱性痙攣ほど長くないので、その分インパクトはすこしやわらぎますが、何度もひきつけを起こすので、知らないとやはりとても怖かったです。

対処法は、親はとにかく落ち着いて、静かに抱いていても寝かせていてもよいそうです。熱性痙攣は上のふたりは各1回やってくれましたが心構えは似ていると思います。でもひきつけ方はだいぶ違っていました。憤怒痙攣の場合は、興奮して泣きすぎて呼吸ができなくて短時間ひきつけて、すぐにまた戻ってくる、、、って感じ。熱性痙攣は静かに起こったし、死んだみたいになってぐったりする時間が長く感じてもっと怖かった。

怒って泣いたり、痛くて泣いたりして痙攣するって、、、泣かせるのが心配になっちゃいますが、とりあえず予後は良好とのことなので一安心です。できれば繰り返してほしくないですね。