父親と母親の態度の違いに敏感に反応する子供たち

うちのオットは週末はだいたい休みだし、ウィークデイの夜も早めに帰宅できる日が2日に1回ほどあるのでわりと子供たちと一緒に時間を過ごせているほうだと思います。とても子供を欲しがっていたというだけあって、手伝うというよりは自分の子供だから当然、という態度ですすんで世話をしてくれます。それはそれで大変ありがたいことなのですが、それでも問題はあります。

いちばんの問題は、彼のほうがわたしより子供たちに甘いということ。お菓子をあげる、テレビを見せる、愚図った時に要求をのむ、なにもかもがわたしよりも甘い。3人の子供たちを大人ひとりで連れて出かけたり、食事をさせたりすることが多い私と違って、オットが子供の世話をするときは普通はわたしが一緒にいるからそれができる、というのもあります。

以前、まだ子供がひとりだったときから何度かおおきな衝突というか、口論になったことがありました。オットもひとりと3人では力配分が違うので、以前よりは随分厳しくできるようになってきたと思います。それでもここ半年ぐらいわたしはものすごく不満を溜めていました。

自分と一緒にいるときの3人と、オットがいるときの3人があまりに違いすぎて腹が立つのです。いつもならわたしが言えばさっさと自分でできることができない。何をするにもふざける、はしゃぐ、愚図るで騒がしい。オットがいて嬉しい、というのはわたしも理解できるのですが、まるで学級崩壊したクラスの子供たちのように好き放題はしゃぎまわって喧嘩をする、誰かがどこかでぶつけたり転んだりして泣き出す。朝起きてから夜寝るまでとにかく何をするにもぎゃあぎゃあと騒がしい。物事がちっともはかどらず、片付けもせず、食事も座って食べてやってるといわんばかりの態度。

この状況にうんざりして、オットが家にいる時はなるべく別の用事をしたり、用事を口実に出かけたりしていましたがそれももう限界。一昨日の夜にオットと口論になりました。

オットだって自分の態度が正しいとは思っていないし、手間をかければかけるほど子供たちがわがままになってやりにくくなることには気が付いていました。でも子供が好きなあまり無意識に甘やかしている部分は、どの行動、どの態度が問題だと思う、と具体的に指摘させてもらいました。家族みんなで揃っているとわたしが叱る役になるのがもう嫌だから、自分が叱るべきところでは責任を持って自分で叱ってください、と言いました。たまに会うおじいちゃんおばあちゃんならそれでなんとか我慢ができても、一緒に住むオットがこの態度ではわたしは我慢ができません。自分が叱らずに他人に叱らせるのは怠慢だし、ずるいと思うのです。

オットのぶんも子供たちを叱っているわりに、子供たちは特にわたしよりオットになついているという風でもないのがせめてもの救いですが、わたしより絶対的に子供たちと過ごす時間が少ないオットからみれば、だからこそ自分が子供たちを喜ばせてやらないと自分が輪の外にいるような気になるのかもしれない、と思います。

とにかく子供はとても敏感で、ここはいける、と思ったところはどんどん自分の要求を押してきます。だから夫婦でいろいろなルールの足並みをなるべくそろえておかないと、3歳ぐらいでちゃんとどこから攻めたらいいのか子供は分かっています。だからこそ、逆にわたしとオットが話し合った後の態度の変化も早かったです。最初いつもと同じ調子でぐずぐずとやっていたところをオットがいつもと違う厳しい態度だったので、3人揃って察したみたいでした。そこにわたしが上のふたりに、パパとママはきのうあなたたちのことでいろいろ話しあった、3人揃っていつも騒いで喧嘩して、それを叱ってばかりなのはママはもう嫌だから一度言われたことはちゃんと覚えていて自分でも気をつけて欲しい、みたいなことを言いました。

オットとの話し合いは、言いたくないことも言わなくてはいけないし、聞きたくないことも聞かされたので、話し合いの最中はお互い全く気持ちのいいものではなかったけれど、とりあえずふたりともわりと正直に話し合ったので、ここ半年ほどのストレスがだいぶ軽くなりました。子供たちの態度もだいぶマシになりました。いつまでもつのかは分かりませんが、よかったです。