自宅でわたあめが作れちゃう!-わたあめメーカーが欲しい

子供たちは3人ともかなりの甘党。子供の頃は甘すぎるのが苦手で、ケーキは甘さ控えめなら少し食べたけど、和菓子の餡子はほぼダメでした。酢昆布とか、海苔を巻いたしょうゆのおかきとか、豆おかきなんかが大好物。おしるこは中の餅だけ食べて、おはぎはまわりのあんこを落として食べて祖母に叱られてたっけ。せっかく手作りの餡子だったのに、おばあちゃんごめんなさい。今は甘いものも食べられる、、、どころか食べすぎです。

子供たちは洋風和風を問わず砂糖のたっぷり入ったお菓子ならなんでもいくらでも食べます。あまりにお菓子を食べたがるので誕生日だから一度何も言わずに食べたいだけ思い切り食べさせてあげよう、と食べさせたら、吐くまで食べ続けたわが子がふたりも出現。子供の頃のわたしに似た子はいないようです。

お祭りで時々食べる大好きな食べ物はわたあめ(綿菓子とも言う方もいますよね)!手も口もべとべとにしながら子供たちの幸せそうなこと。砂糖そのものをモリモリ食べてる、と思うだけでわたしは喉がかわいて胸焼けまでしてきちゃう。

わたあめは家では作れない、お祭りとか、家以外の場所でお金を払って食べるもの、と思っていました。どこにあったか忘れてしまいましたが、子供の頃はお金を入れたら自動的に砂糖が機械の中に落ちて自分でわたあめを作れる機械に感動したものです。(作るだけ作って辛党だったので3分の1も食べられなかったんですけどね)沢山食べられなかった子供のわたしでもあれだけ感動したのだから、綿菓子をひとりで全部食べられる子(人)がどれほどあの機械にあこがれるかと思うと想像がつきます。

そんな思いを持った子供が成長して、エンジニアに成長して作る側にまわったのでしょうか。なんと今ではわたあめメーカーという家庭用わたあめ機があります。お値段も安くはないですけど、高くて手が出ないというほどでもありません。

実はこのわたあめメーカーは最近偶然に知ったのですが、子供の誕生日パーティーとかにみんなで作って食べたらよろこびそうだし、なにより時間稼ぎになる!と思って今すぐ欲しくなりました。が、ちょっとまって。こんな機械が自宅にあったら毎日毎日わたがし、わたがし、わたがし!と言われてまた叱るネタを作ってしまう。実家にもって行ってもそれでなくても孫に甘い祖父母が頼まれて毎日わたがしを作ってしまうだろうし、他の孫たちの親にも迷惑がられそう。

どうしよう、困った。

これを入手すべきか、しないべきか。こんな葛藤があるからこそ綿菓子って家庭でできない物だったのかもしれない。誕生日のパーティーで使いたい。でもその後はレンタルだったとか言って隠しちゃう。いや、でもそしたらまた倉庫に物が増える。1年に3回使うのだったら実家から譲ってもらった年代物の餅つき機よりは出番があるしサイズもかなり小さい。いや、でもお餅はわが家には大事だけどわたがしってそんなに大事だろうか。

いまわたしはとても悩んでいます。