赤ちゃんと子供のヘアカットのコツ-女の子-

前に男の子のヘアカットについて書いて女の子がまだでした。
わたしなりの女の子のヘアカットのコツを書いてみます。
お家カットはそれぞれのやり方があると思いますが何かの参考になれば幸いです。
女の子でもショートにするならバリカンを使うのもいいんですが、
セミロングとかロングとか、いわゆる女の子らしい髪型にする場合についてです。


女の子のショートカットや男の子におススメのバリカン。
すぐに元がとれるお値段です。

髪の毛がまだ少なめの赤ちゃんや小さな女の子の場合は必ずしも
濡らさないほうが切りやすいし、失敗も少ない気がします。
特に癖毛でカールがある場合は濡らして切ると乾いたときに
うんと短くなるので切りにくい。
大きな女の子のストレートロングを切るとき以外はわたしは濡らしません。


ほんとうにまだ小さい赤ちゃんの伸びすぎた髪の先だけ(前髪とか、後ろだけとか)を切るなら
つめきり用ハサミで毛をねじって先だけ切ったら終了。

美容院で希望の長さを伝えたのに短くなりすぎる、って事大人でも子供でもよくありますよね。
小さな子供の場合はちまちま切らないとほんとうにすぐに切りすぎてしまうので
かわいく、長めに女の子らしくしたいならかなり気をつけます。
赤ちゃんなんて頭が小さいので小さな先の丸いハサミでちまちま切ってちょうどいい。
4、5歳以上になるとレディーなので本人の意思を尊重して
何度も確認してカットしないと、切りすぎちゃうと泣かれたりしかねません。

 
毛が増えてきたら専用の散髪はさみとスキバサミは必須。
先が尖っていなくて、小さめで手になじむのをお店で選びます。

2歳半くらいまでの小さな女の子の場合、わたしがいちばん難しいと思うのは
ぱっつんとそろえた髪形です。とくに前髪!
まっすぐに揃えるのは動かない子ならなんとかなるけど、
じっとしていてね、がまだ出来ない子はすごく難しい。
特に髪量が多くてしっかりしたストレートでさらさらだとお手上げ。
ぱっつんなだけに頭をまっすぐしてもらわないといけないので
小さな赤ちゃんの毛先を切るときのように寝ている時に切るという裏技も使えません。

いちばん簡単な髪型は髪が薄い赤ちゃん時代も、しっかり生え揃ってきてからも、
女の子の場合は地肌と平行に切って長さを整えてから軽くスキバサミを入れてナチュラルに。
ただまっすぐ切れないのでごまかしているだけですが、これが
お家カットで失敗しにくい髪型ですから仕方がない。
自分の限界を知るというのもおうちカットの基本だと思ってます。

切る場所はフローリングなどの掃除しやすい場所で、ケープがあればタオルとケープで。
なければタオルの上に開いたゴミ袋を洗濯ばさみで留めてカットし、
ゴミ袋は終わったら捨ててしまいます。
お風呂場や寝ている間に・・というのは切った後の掃除が大変なのでやりません。
でも切る量とお子さんによっては有効です。
お風呂場なら大人しく水遊びできる子や寝ている赤ちゃんの毛先だけをちょっと切る、
なんていう場合なら試してみる価値はあります。
小さな子のヘアカットは知恵比べみたいな部分がありますから。
いかにして親の希望の髪形に近づけるか、手早く仕上げるか。
そのために知恵を絞って、使える物をすべて使って考えます。
しつこくやってカットに苦手意識が芽生えるのだけは今後のために避けたいです。

男の子の場合と同じく、テレビを見たりして大人しく座っていられるようになる
3歳ごろまではハサミを使うときは特に要注意です。3歳以降だって要注意ですが・・・。
あくまでも慎重に、ダメならみっともなくても気長に次の機会を待って、
というのは赤ちゃんと子供のお家ヘアカットの基本だと思ってます。
美容院みたいに当日に仕上げる必要がない、というの逆にお家カットのメリットですね。
特別な日のためのヘアカットは大分前から余裕を持って慎重に切り進めます。
頼まれたりもして何度もいろんな子のカットしているのですが、素人は素人なりに
経験を積んで上達している気がします。

子供の頃に行っていた美容院では、出来上がった後にキレイなヘアゴムで
丁寧に結んでくれて嬉しかったのを覚えています。
赤ちゃんの髪がしっかりしてきて長さが4センチくらいになると
変に伸びておかしなところだけ切って、後はヘアゴムで結んで伸ばしてしまう、
というのも女の子ならではの技ですね。

子供本人が可愛い!と思う年齢までは、飾りのついたゴムや、
太いゴム、かわいいヘアピンは嫌がってよく取ってしまうのですが
シンプルに細い輪のゴムで結ぶと取りにくいのであきらめて
そのうち慣れて(忘れて)しまいます。


髪の毛の質と量にもよりますが、うちの子は細め&少な目なので
2mmほどの極細のヘアゴムを直径3センチくらいのわっかで結ぶと外れ難いです。