わたしは自分が子供の頃プラレールが大好きでよく遊びました。なので自分の子供にも男の子でも女の子でもプラレールを買ってあげようと自然に思っていたのですが、オットはプラレール派ではなく別の電車のオモチャBRIOで育った人だったので問題が発生。
当然BRIOを買い揃える気になっていたんです。なので、プラレールとBRIO以外でもよさそうな電車のオモチャを探して検討しよう、ということになりました。
その後なんど話し合いを重ねても子供に買い与える電車のオモチャをどれにしたら良いのか決まりません。かわいい孫にいろいろプレゼントしたがってくれる祖父母たちも「そろそろプラレール喜ぶんじゃない?」と聞いてくれるのですが、ちょっと保留で待ってもらって夫婦で考えました。
Contents
BRIOとプラレールとレゴ(デュプロ)とIKEAをめぐる夫婦の攻防
プラレールとレゴデュプロから選びたい妻
いまのところ2歳児が遊べる電車ということで候補はBRIOとプラレールとレゴデュプロとIKEA。電車のオモチャとレールという組み合わせは収納場所を取るし、遊ぶときもかなり場所を占領するのでいくら物によっては車両幅が同じで互換性があるとはいっても2種類以上を買うのは嫌です。だからわたしはプラレールはあきらめて、レゴデュプロに1票。他のデュプロブロックと組み合わせて大がかりに遊べるからです。
どうしてもBRIOが欲しい夫
BRIOはわたしから見てもとにかくかわいい。プラレールほど精巧にできていなくてやや抽象的。それが素朴でかわいいし、木のもつあたたかみも加わって見ていてもほのぼの。高級感もあります。(実際に高め)モーター内臓で電池で走る電車もある。適度に抽象的なのが歳相応に感じるし、それが想像力を育てるにはいいのかもしれない、と思ったり。
オットはどうしてもBRIOにこだわりがあって譲りません。IKEAにも木のレールの電車のおもちゃがあるから、子供が小さなうちはそれを与えておこうよ、と言ってもダメ。IKEAとBRIOのレールは一緒に混ぜて遊ぶにはレール幅はいいのですが、接続部分がうまくつながらないという話です。
いろいろ考えてみたこと
プラレールはやはりプラスティックということで温かみはない。でも本物っぽい作りは楽しそうだし、何より子供が好きなプラスチック+電気仕掛け。プラスチックとはいえ友達のお家ではパパが子供の頃に遊んだレールがまだ使えるくらい丈夫。ただレールの色が青というのは昔からとはいえちょっとわたしの好みじゃない。(それがいいんだ、とプラレールファンに怒られそうですが親としてはせめてレゴみたいにグレーとかが良かったかも。)
レゴデュプロのトレインセットは他のレゴと組み合わせて遊べるのが魅力。電車も電動のもあるし、手で押すタイプもあり。でもデュプロ自体の対象年齢が一応4~5歳までとなっているのがひっかかる。そして値段が高い。BRIOの木のあたたかみやプラレールの良さにも惹かれちゃう。
IKEAは安いのでとりあえず今はこれで凌ぐ?っていう感じ。3~4歳まではこれで遊んでおいてもらってその後も電車好きが続くようならもっと大きな子向けの電車とレールのオモチャを買えばいいかもしれない、という逃げの選択。BRIOと同じスウェーデンだし、みたいなちょっと投げやりな気持ち。
自分でIKEAに行って買えば安いけどオンラインだとやはり高めです
・・・という感じで悩んでしまってぜんぜん決められませんでした。話し合いの結果はBRIOが1歩リードという感じでしょうか。こうやって写真を並べてみたら見た目はやはりBRIOがかわいい。2歳の誕生日まではまだすこし時間があるので、よく夫婦で話し合って決めたいと思います。
結局BRIOとレゴデュプロの電車を両方買う
その後わたしが折れて上の子が2歳の頃からBRIOのレールや電車を揃え始めました。一旦決まると、誕生日やクリスマスに次々と買い足せるのでジジババに頼むプレゼント選びはちょっと楽。今ではIKEAのTROFASTの白いボックスに2つと、1段の浅いボックスに電車や人形が沢山。6畳の部屋いっぱいにレールが広がるぐらいのボリュームがあります。
子供が欲しがったレゴデュプロの電車セット
BRIOの木のレールだけでなく、うちでは結局レゴデュプロの線路と電車も揃え始めました。誕生日やクリスマスの時に子供が希望したので買っていき、スターターセット、スーパーセット、レールのセットといま3つのレゴデュプロの電車のセットがあります。
みっつあればこちらもいろいろな線路を敷くことができるので、楽しそう。お兄ちゃんがいるお友達の家に、トーマスのデュプロの電車セットが沢山あったので、それに憧れていたみたいです。トーマスはもう手に入らないけどそれでも欲しいの?と聞いたらそれでもいい、というのでデュプロの線路も買いました。
デュプロの電車は、他のレゴデュプロで駅を自分で作ったり、工事現場のクレーンを拡張したり、ブロックを電車に運搬させたり、人形や動物たちを電車で運んだり、いろんな遊び方が出来るので楽しそうです。
BRIOとデュプロブロックを組み合わせて遊ぶ子供
立体的に組み立てられるパーツも揃っているのですが、上の子ちゃんはBRIOとレゴデュプロを組み合わせて高架化するのがお気に入り。木の積み木もありますが、デュプロブロックを使うほうが好きみたい。積み木でやるよりも、ブロックで土台を作ったほうが崩れにくいからみたいです。
デュプロはデュプロでブロックを線路の下にくっつけて高架化することもできるので、それはそれとして遊んでいますが、BRIOの電車を使っていろいろ工夫するのも別の楽しみがある様子。2種類の電車のおもちゃがあるので、さすがにプラレールが欲しいとかは言いません。
(↓以下、2016年12月の追記です)
小さな子でも遊べるBRIOマイファーストシリーズ
昔からBRIOには小さな子でも危なくないように、大きめのパーツで出来たシリーズがあります。BRIOマイファースト(楽天)というシリーズで、対象年齢が1歳半から。つまりまだ何でも口に入れるような赤ちゃんに与えても危なくないように出来ています。
このマイファーストシリーズのよいところは、子供が少し大きくなっても、他のセットやレールなどのパーツと組み合わせて使えるところ。小さな子用でありながら、大人が見てもかわいい、と思わせる北欧チックなかわいさがあるところだと思います。
何年かごとに新しいセットが出るのですが、今年は立体的に遊べるセットが出ています。いま子供が1歳なら買いたいと思うのはこのセット。
シンプルでパーツも少ないけれど、小さな子でも楽しく遊べると思います。
もうすこし大きなセットが欲しければこちらがおすすめ。ただ、1歳だと坂パーツをすぐに壊してしまうかもしれませんから、立体的に遊びたいのであればどちらかというと上のような押してもぶつかってもバラバラにならないパーツのほうがいいでしょう。
セットの電車が電動でないところもポイント。小さな子には電動よりも、手押しのほうがよいのではないかと思います。電動なのに、無理にモーターをウーウー鳴らしながら押してしまったりするし。うちの子供たちが小さいうちは、自分で電車を押してレールの上や床の上を走らせるのが好きでした。(電動の電車は音がうるさいので、怖がる子もいます)
使ってみて分かったBRIOの良いところ
追記です。2016年12月ですから、この記事を書いてから5年が過ぎました。BRIOの木のレールのセットは沢山増えて、いまでは部屋いっぱいに線路を敷き詰めてもまだ余るぐらいになっています。上の子のときに買い始めましたが、3人ともまだ遊びます。結局レゴデュプロの電車セットと、BRIOの電車とレールの両方がかなり沢山あるのですが、どちらもどちらで別の楽しみがあるようです。
プラレールと比べてBRIOを持っている子が少ないからお互い楽しい
BRIOにしてみてよかったのは、友達のところでプラレールがとても楽しく遊べること。そして、友達が来てくれた時もBRIOでそろえている子のほうが少ないので、楽しく遊んでくれること。
自分も欲しい、と言ったこともありましたが、子供もそれなりに満足しているようです。大きくなってからは、シュライヒの動物や、積み木を組み合わせたり、レゴデュプロのブロックで高架化(デュプロブロック3段でちょうど高架化するレールにぴったりの高さになります)したり、遊びの幅も広がっています。
BRIOのレールはしっかりがっちり線路がはまらない
BRIOのレールはあまりがっちりはまらないので、それが線路をつなぐときにやりやすかったりもするのですが、小さな子供が遊ぶと外れてバラバラになってしまうことがあります。だから、2歳、3歳の子供が混じって遊ぶと複雑で大掛かりな遊びをする大きな子たちにはとても迷惑がられます。
でもがっちりはまるなら、うちにはレゴデュプロのトレインセットがありますので、それと上手く使い分けられていると思います。
実際に走っている電車が好きな子にはプラレール
男の子に多いと思うのですが、電車自体に興味があって、鉄キチというか鉄オタというか、電車の型とか、何線とか、駅名だとか、そういうことに惹かれる子にはBRIOよりもレゴデュプロよりもプラレールだと思います。
うちの子供たちは実際に走っている電車の型とか、路線とか、そういったことに興味があるタイプではありません。こういう子供たちには、線路を敷いて電車を走らせて、ままごとみたいな感じで電車遊びをします。あくまでもまわりの子をみていての感想ですが、女の子にもBRIOの電車のおもちゃは人気が高いような印象です。