ネットの口コミやレビューが当てにならない理由を考える

近所のお店が次々となくなってしまったら困るので、インターネットよりも、出来ればなるべく近くにある実際の店舗で買い物をしたい、と思っているわたしですが、オンラインショップのほうが格段に安かったり、持って帰るのが大きかったり重かったりして大変だったりするものはネットでも注文をします。

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お店で何かを買う時も、すこし値段の高いものや、長く使いたいものを買う時は、ネットで事前にいろいろ調べたいです。そこで、掲示板やオンラインショップのレビューを調べるのですが、その口コミに騙されて失敗した、という経験は何度もあります。同じような経験がある方は、たぶんとても多いのではないでしょうか。

コマーシャルや雑誌広告記事と同じように、ネットの口コミほど当てにならないものはない。

それでも何かの参考になるかもしれない、とつい見てしまう。見てしまったら気をつけていてもつい影響されてしまいます。だから見ないほうがよいか、というと自分でゼロから選ぶのもこれまた難しい。

また騙されてしまって腹立たしい気持ちが収まらないので、気晴らしになぜネットの口コミが参考にならないのかを考えてみます。

使っていないのにレビューを書くから

育児グッズなどのレビューに多いのですが、「届きました。予想通り可愛いです。子供が生まれたら使ってみたいと思います。」などのレビュー。わたしはそういうレビューともいないようなレビューはサイト管理者が掲載しないようにできないのかといつも思います。

なぜ使っていないのにレビューをするのだろう。

使ってもいない商品のレビューを投稿する人の気が知れません。「使っていないので星4つです」とか、もうゴミレビュー以上にヒドい有害レビューだと思います。レビューを書いて割引とか、プレゼントとか、そういうショップがあるからそうなるのかもしれません。でも、

評価できないのに評価してもらいたくない

と思います。星の数や平均点などが表示されるサイトでは、こういった内容をチェックしないと実際の商品自体の参考にはなりません。

でもこういうのは本当のゴミレビューなので読んでも参考にならないというのが明確な分まだマシなのかもしれません。邪魔なだけで害は少ない。

使い込んだらまた違ってくるかもしれない

商品を使っていない人のレビューは論外ですが、使ってすぐではその商品の良さ、悪さが分からない、ということも十分ありえます。たとえばこれまた赤ちゃんのハイチェアなど、子供の発達とともに事情が変わってくる物があるからです。

離乳食の時にはとても便利だったハイチェアが、自分でつかみ食べをして食べこぼすようになったら掃除が大変だと感じたり、その後自分でよじ登って座ろうとして落下して怪我をしたり、さらに大きくなると赤ちゃんみたいだ、と嫌がるようになったり。そういう意味で、育児グッズは特に納得のいく買い物が難しいです。

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でも例えばカメラやスマホなんかで自分もありますが、最初に使ってみた印象と、使い込んだときの印象が変わること、というのもありえます。すべての機能をきっちり使ってみて正直丁寧にレビューをする、なんていうことは、お金でも貰わなければ誰もやりません。

その製品を使っている人は、他の製品を使っていない

マニアで必要以上にいろんな製品を持っている、使い比べてみた、という人でもなければ、普通は似たような製品をいくつも買っていくつも使うということはしません。

自分はある製品を使っていてとても満足していたら、似たようなほかの製品には手を出しません。だから、少しでも良いものを、と思っても、誰かが絶賛している製品は悪くはないかもしれないけれど、ベストの選択ではない、という可能性は常に残ります。

買って失敗した、と思う体験を書こうと思わない

買ったものが高価であればあるほど、失敗した買い物のレポをわざわざ時間をかけて他人に教えてあげよう、という気が起こる人は少ないということが考えられます。

ブログなどでアフィリエイトをやっていても、買ってよかった!と言えばその商品の紹介ができて、売れれば自分も収益を得られるかもしれません。でも、最悪、買わないほうがいい!というのは普通は収益につながりません。

ママ友や家族との会話なんかで話題に上ることがあったら、そういう失敗例も出てくるかもしれないけど、ネットでは買って後悔した話は、買ってよかったという話よりも出てきにくい傾向がある可能性があります。

メーカーに雇われて仕事として書き込んでいる可能性がある

デジタルカメラや薬品などのレビューを見ていて特に思うのですが、一体この人はどういう目的でこんなにがんばってレビューを書いているんだろう、と思うことがあります。

証拠もありませんし、誰かがそういう仕事をしているのを知っているわけでもありませんが、可能性として考えれば、メーカー側が有名な掲示板に口コミを書くためにお金を払って誰かを雇っているという可能性が考えられます。

個人ブログのレビューでも、憧れの素敵なブロガーさんが紹介していると、つい欲しい!とわたしも思ってしまいます。でも、そのブロガーさんだってメーカーに頼まれて商品を無料で提供してもらうかわりにその紹介記事を書いているかもしれません。以前も芸能人ブログで似たようなことが問題になったこと、ありましたよね。

最近もインスタグラムでフォロアーの多い人が「こちらサンプルでいただきました」とか言ってある製品のレビューをしているのを目にしました。お金を払わないでその製品を手に入れて、すごくよい製品です、って言われてもな、とわたしは思ってしまいます。

個人ブログや個人インスタグラムユーザーなどは、試供品を提供してレビューを書いてください、なんて頼まれたら気軽に受けて紹介するひとも多いのだと思います。そういう経験がないので分かりませんが、商品をタダでもらってしまったら悪いことを思っても、たぶん書けません。

自分が気に入るかどうかは、結局自分にしか分からない

いくら他人が気に入って絶賛していたとしても、自分も同じように気に入るかというと、それはまた別の問題です。例えばデジタルカメラなら、いくら評価がよく、ものすごく売れていたとしても、持ったときの感じが好きではないとか、色やデザインがしっくりこないとか、使い勝手が良くないと感じるかもしれません。

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わたしはネット掲示板で絶賛されていたから買った某日本メーカーのコンパクトデジタルカメラに心底がっかりした経験があります。撮れた写真がその数年前に買ったカメラよりものっぺりしていて、何も魅力を感じず、すぐに使うのを止めました。持つことに嫌悪感すら覚えた人生最悪の買い物、高価なゴミでした。

オンラインショップがいくら安くても実店舗がなくなったら困る

いろいろな理由で、オンラインショップが安くても、実際に商品を手にとって見比べられるお店の存在というのはとても貴重だと思います。だから少しぐらい値段が違っても、商品をそろえてくれているお店で買い物をしたい、と思っています。

それだけでなく、商品についての知識があって、売る側の事情ではなく買って使う側の立場をよく分かってくれる店員さんがいれば言うことなし。割引無しの定価であってもそういうお店なら買いたい、と思います。

ネットの口コミは、あまり参考にならない程度にしか進歩できないのかもしれない

オンラインショップでも、丁寧に質問に答えてくれたり、アドバイスをくれるお店もありますから、そういうお店の存在は嬉しいです。ただ、そういうお店であっても、お客さんか誰かが書いたレビューは参考程度であまり当てにできないな、とわたしは感じます。

ネット上の口コミの質がもうすこしマシになればいいな、と思いますが、実際にとても参考になる口コミサイトが登場してしまったら、売る側のお店やメーカーはただ困るだけなのかもしれません。

幼稚園や学校の評判、住みたい地域の評判も当てにならない

転勤などで土地勘のない場所に家を探すときなど、知り合いがいなければネットの情報に頼ることもあるかもしれません。

幼稚園や小学校、住みたい地域の情報を検索して調べてみたことがありますが、わたしが感じたのは、そういった情報もネットの情報はほとんど当てにならない、ということ。ネットであまりよい評判が見つからなかった幼稚園がとてもよかったり、正しくない情報だったりしました。

自治体についても同じで、住んでから周囲の人に聞いた事と、ネットの情報がかけ離れていたこともあります。よく知らないのにイメージだけで知ったような話しをすることは現実にもありますが、ネットではさらにそういった適当な情報が独り歩きしやすい印象です。

公立小学校の評判も当てになりません。子育て世帯に人気、と書かれている自治体が実際はその周辺より条件が悪く、悪く書かれている自治体のほうが手当てや設備が充実している、なんていうこともあります。

書き込みする人に条件をつけるなどして、将来的にもう少し信頼できるサイトが出来る可能性はありますが、現時点で普通にGoogle検索するなどして出てくる掲示板の情報などは、わたしはあまり頼れない、と思ってます。

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