キックバイク(ストライダー)を与えるなら2歳がおすすめの理由

下の子が2歳の誕生日の直後にキックバイクデビューしました。まだ地面を蹴ってすいすい・・・とはいかないけど、のろのろ歩きながら進んで本人は大得意。

足で地面を蹴ってバランスを取って進む乗り物、キックバイク(ランニングバイク)はストライダーが有名ですが、他にも各社いろいろなデザインがあって、木のタイプもあります。→★キックバイク(楽天)

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ストライダーがロングセラーの定番

いろいろなキックバイクのなかでも、個人的にストライダーはデザインがすっきりしていて好きです。乗り物としての機能や安全性が完成していてデザインにも機能美を感じます。でも最近はさらに洗練されたデザインのキックバイクも増えていて、乗っている子をみかけるようになってきました。

 
2016年3月からストライダーはニューモデルが日本発売になりました。左側が「スポーツ」、「右側がクラシック(エントリーモデル)」です。3000円ほどの差なので、わたしなら「スポーツ」を選びます。

 
個人的に今欲しいのはハーレーダビッドソンモデルの黒です。こういうのは男の子でも女の子でもかっこいい!

ストライダーを与えるのは2歳代から

どのメーカーのキックバイクがいいかは、お子さんの体格とか見た目の好みとかで選べばいいと思うんですが、キックバイク自体を始める時期は2歳代が断然おすすめです。

とはいえ、体の大きさや体の発達には個人差が大きいので、2歳のお誕生日直後に乗れる子もいれば、3歳近くになって乗れる子もいるかと思います。歩き始めが遅かった子なら、焦らなくてもだいじょうぶです。3歳でも4歳でもしっかり歩いたり飛んだり跳ねたりを身につけてからがよいでしょう。

平均的な成長の子供たちは2歳直後~2歳前半に乗れるようになるようです。体の発達が早く、好奇心いっぱいなタイプのお子さんでは1歳10か月とか、2歳前に乗りこなしてしまう場合もあります。特に上にきょうだいがいて小さいころから見ていた子は、早く乗りたがる傾向があると思います。

キックバイクは2歳から

キックバイクを2歳で始めた子は3歳ぐらいでかんたんに自転車に乗れてしまう子が多いです。これがたぶんキックバイクの最大のメリット。キックバイクに乗ったことがなければ4歳5歳でも自転車に乗れないのは普通です。

でもキックバイクに乗っていた子はバランスの取り方が身についているので、自転車を与えてペダルの漕ぎ方を練習して、両足を地面につけないで乗るときの恐怖感を克服できれば、3歳4歳でも、その日のうちにすんなりと自転車に乗れるようになります。

自転車に乗れるようになってしまえば、キックバイクはもうあまり乗りません。時々また遊ぶことはあっても、普通に走る目的で乗るなら自転車のほうが進むのも簡単で速いし、乗っていても楽しいから。

だからわたしは2歳代でキックバイクを与えてみることをおすすめします。


軽い、というのは子供にではなく親にも魅力的。乗る本人は差を感じにくいけど、車が入れない広い公園を持って移動する親には嬉しいポイントです。デザインもおしゃれ。

同じストライダーがアメリカでは18ヶ月から

2016年3月から日本でも新型のストライダーが発売になります。同じモデルがアメリカでは18ヶ月から、日本では2歳からとなっています。日本の子供の体が平均的に小さいからなのか、なにか安全基準の違いがあるのか、理由は分かりませんが同じ物のようです。

アメリカストライダーの説明

引用:http://www.striderbikes.com/

実際、体が大きくて運動能力も発達した子であれば1歳後半からストライダーに乗ることは可能だと思います。知り合いの子にもひとり1歳代から乗っている子がいます。元気でたくさん運動が必要な子なら1歳の終わりにキックバイクに乗せてみても意外と乗れるかもしれません。3輪車より断然おすすめです。

ただし、「待って」とかの指示がちゃんと聞けるようになっていないと、いくら乗れても非常に危ないです。

キックバイクはブレーキ付き?ブレーキ無し?

ブレーキ付のキックバイクもたくさんありますが、2歳や3歳で与える場合はブレーキは普通は使いこなせないので必要ありません。2から3歳児は手も小さいし、握力もないからハンドブレーキは使うのが難しいみたい。

どうせ道路では乗せないほうがいいので、ブレーキの練習をするのは自転車に乗れるようになってからで十分、とわたしは考えています。

お靴ブレーキだと靴は傷みますがこれは仕方がありません。スピードを出して靴で急ブレーキが習慣になるといくつ靴があっても足りないので、可能でれば乗り始めから余計なスピードを出さない、あまり靴でブレーキをかけない乗り方をするように誘導しておくと助かります。靴ブレーキについては後述しています。

ストライダーの色選びのポイント

毎日乗っても、せいぜい2年ほどしか乗らないこともあって、普通はふたり目も十分使えるストライダー。なので、これ!というこだわりの色がなければ男の子でも女の子でも乗れる、(親が)好きなカラーを選ぶのがおすすめです。

  

  

好き嫌いの見た目以外にも、色選びの際に気になる要素をご紹介しておきましょう。

目立つ色はメリットが多い

はかわいいのですが、子供が広い芝生の公園で置きっぱなしにして走ってきてしまった、とか、植え込みのところに置いて遊び始めた、というときは、驚くほど目立ちません。黒もいろんな場面であまり目立ちません

キックバイクは子供が使うものなので、信じられないことが起こります。事故防止のためにも視認性は高いほうが安心です。どんな場所でも比較的目立ちやすいのは黄色、赤、オレンジ、それからピンクです。

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カラーは画面では分かりにくいのですが、ピンクは甘くない派手なショッキングピンクなので、ロゴのイメージもあってか男の子でも意外とカッコよく乗れる感じです。ママがピンク好きならおすすめ。

最初は体の負担を考えて短時間

キックバイクに乗り始めた最初は子供が乗りたがっても短時間で切り上げたほうがいいです。慣れない動きで股関節に負担がかかる場合があります。股関節の負担については、わたしは上手にすいすい乗れるようになるまで少し気をつけます。

無鉄砲な性格の子は乗らせる場所にも気をつけないと、他の自転車や歩行者に衝突すると危険です。集中力のない小さな子は何かに気を取られると前を見ずに走って何かに衝突することもありますし、下り坂でコントロールを失って足でブレーキもできず、そのまま何かにぶつかるまで直進してしまう事もあります。

塀の角に激突して縫うほどの怪我をした子も知っています。本人に気をつけようという気が芽生えるまでは、乗せる場所と乗り方には気をつけないといけません。

必ずヘルメット着用、手袋やプロテクターはなくて可

ストライダーに乗せるなら、いくらのろのろと乗る子供でも、必ずヘルメットを着用させるべきだとわたしは考えます。走行中はもちろん、止まっているときでも転び方が悪かったり、何かにぶつかったりすると思わぬ怪我になるかもしれません。自分からぶつからなくても、他の子供にぶつかられることだってあります。

ヘルメットは、できれば後頭部もカバーできるものがベストですが、頭の形にあったものを正しく装着してあげることが大切だと思います。せっかくヘルメットをかぶっていても、ゆるゆるでは転んだときに脱げてしまって役に立たないかもしれません。

 

キックバイクデビューするならヘルメットは必須。サポーターや手袋は平地で普通に乗るならあってもいいかもという程度。乗り方にもよりますが、ヘルメット以外はいらないと思ってます。

ヘルメットはかぶらせるようにしていますが、膝のプロテクターや手袋は使っていません。レースなどに参加するわけでもないので、うちのように近所の広い公園で走り回る程度の使い方ならストライダーはヘルメットだけで乗せている方が多いです。

ヘルメットも込み合った公園などで見つけやすいように、他の自転車やキックバイクの子から見えやすいように派手なカラーとデザインを選ぶのがおすすめです。目立って分かりやすいヘルメットは、親が遠くからでも見つけやすいです。

靴はサンダルなどではなく、必ず足全体を覆うものを履かせてあげないと、自転車以上に硬い地面に指先を擦ったりすることが多いので、危ないです。

ストライダーから自転車へは驚くほど簡単

キックバイクから自転車に乗り換えるときは絶対に補助輪付の自転車を与えず、最初から補助輪無しで体格にあった自転車を与えるのが大事です。補助輪付自転車は曲がるときに転びやすい→怖くなる→補助輪に頼るという悪循環に陥ります。(自転車に乗れない大人に乗り方を教える場合も、最初は自転車のペダルを外してバランスを取って進む練習からはじめるそうです。)

キックバイクに乗っていた上の子は3歳で親がびっくりするくらいすんなり自転車に乗れるようになりました。1歳の頃からやたらと活発な子供なので、キックバイクのせいかどうかはわかりませんが、バランス感覚がとても良いみたいです。

初めての自転車

近くにキックバイクに乗れそうな広い公園などある場合はキックバイクはとてもおすすめです。靴底ブレーキなので靴は傷みますけど。

ストライダーにどっぷりはまる場合もあるみたいですが、2歳児なら走ったり、登ったり、ボールで遊んだり、いろんな動きが大事な気がするので他の遊びとのバランスも考えて遊びに取り入れてあげたいです。

(追記:真ん中の子も3歳すぎに自転車に乗せてみましたが、慎重な性格が災いして乗れそうなのに乗りたがらない時期が続きました。しばらくストライダーに乗り続けましたが、3歳半ごろには自転車に乗るようになりました。ストライダーを乗っていた子はまわりでも3歳代で自転車を乗りこなしています。)

ストライダーの前に与えないほうがよいもの

ストライダーに乗る前に、4輪でストライダーのように地面を蹴って走るタイプのオモチャ、ライドオンを与えてしまうと、それに慣れてしまってストライダーへの移行がスムーズにいかない子がいます。車高が低いタイプだと別の乗り物だと認識するのですが、ストライダーくらいの車高になるライドオンは要注意。

このタイプは1歳すぎから乗れるのですが、これをお外で自由に乗り回してしまうようになると、ストライダーの2輪の不安定な感じに慣れるのがすこし難しくなる場合があるようです。とはいえ子供のことなので、慣れればたいていの子は乗れるようになるんですけどね。

靴ブレーキなので靴が傷みます

ストライダーものろのろと走っている間はそうでもないんですけど、乗りこなせるようになってスピードを出して急に止まったりするようになると靴の痛みがすごいです。靴底だけでなく、靴のつま先部分をすって穴を開けたりするのも角度が悪いと新品でもその日のうちに穴が開いたりする(泣)のでご注意。

ストライダーと子供靴

痛んでもよい古い靴があればいいんですけど、その古い靴もないと苦しいです。逆に大穴が開いた靴を履かせるのも今度は足までこすって怪我をされたら困ります。ある程度大きくなっていれば言えば少しは気をつけることもできますが、2歳や3歳で元気な子には難しいかもしれません。ある程度のあきらめも必要です。

対策は、最初にストライダーに乗るようになった頃から、なるべく靴ブレーキを使わないような乗り方をするように繰り返し子供に教える、あまりブレーキをかける必要のない場所を選んで遊ばせる、安くて丈夫な靴を履かせる、というところでしょうか。

5歳からの大型ストライダー(追記:2015年4月26日)

身長118センチの上の子ちゃんが自転車に乗れるくせに最近下の子ちゃんのストライダーに乗りたがってよく喧嘩しています。下の子ちゃんももうすぐ3歳で、ストライダーはすっかり上手に両足をあげてバランスを取って乗れるようになっているのでそろそろ自転車の練習を開始しようと思っているのに。ここにきてこのストライダーブーム。というのも、近所の公園ですこし丘みたいになっている場所があって、そこをストライダーで走り降りるのが楽しいみたいなのです。こういうところでは自転車よりも軽くてバランスを取る楽しみを感じやすいストライダーって楽しいんですよね。

身長118センチともなるとストライダーはなにをどうやっても小さくて、それでも無理に乗ってコーナーでよく転んでます。いまちょうど乗っている14インチの自転車も買い替えの時期にきていて、たぶん18インチか20インチを買うことになると思います。サドルの高さは調整してあるけど、14インチの自転車ではもうフレームが小さすぎて時々理由もないのにふらついて転んだりするんです。

自転車を探しているときに、ストライダーにも16インチと20インチの大きなサイズのタイプがあって、小学生でも大人でも乗れるというのを最近知ってしまいました。いまちょっと買おうか悩み中です。スーパーストライダーというらしいです。

 

16インチで小学生の間はずっと乗れるということなんですけど、このストライダーブームがいまだけのものなのか、もうすこし続くのかが分からないので買おうかどうか悩み中。たぶん買ってあげたらとても喜ぶと思うんですけどね。体の小さいお友達は5歳でもまだ普通のストライダーに乗れるから、下の子やお友達がストライダーに乗っていたら自分も乗りたいっていうのも無理はないんですけど。。。。1万円以下で買える小さな普通のストライダーと違って値段も高いし、買ったら置き場所も取るし。

新しい自転車は必要だから、まずは新しい自転車を買ってあげて、5歳の今年から練習させてあげようとおもって買ってあるインラインスケートもあるからそれも与えてみて、それでもまだストライダーを欲しがるようなら検討してみます。スケートにはまってくれたらわたしはいちばん助かるんですけど。

ストライダー熱復帰はやはり一時的

2015年の4月に買おうか本気で悩んだ大型ストライダーは結局買いませんでした。買わなかったからなのか、元々そういうものだったのか、ストラーダー熱はその後わりとすぐにおさまって、機嫌よく自転車に乗って遊んでくれました。

買ったら買ったでまた乗るようになっていた可能性は高いですが、自転車が乗れるのにストライダーにあえて乗る必要はないし、大きくなって自分でいろんなところにいけるようになった分、勝手に急な坂の上から走ったりして危ない走り方をされたら困ると思ったのが買わなかったいちばんの理由です。体が大きくなったぶん、ブレーキは使えるかもしれないけれど、ぶつかったときに自分や他人に怪我をさせたら困ります。