自分が子供の頃に大嫌いだった週末の上履き洗い。最近はよい道具があるので、昔みたいにごしごしとこすったりしなくてもきれいになるから、子供の上履きのお洗濯が嘘のように楽で苦になりません。
小学校1年生の子供に4月から上履きを洗濯させるのも大変で面倒なので、うちではまだ子供に上履きの洗濯はさせていません。まだ新しい生活に慣れるのに精いっぱいな感じがするし。様子を見て1年生のうちにやらせてみるつもりです。でもダメなら別にいいや、という程度。
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上履きの洗濯方法
お風呂の残り湯がまだ温かいうちに、上履き全体をどっぷりとお湯につけて濡らしてから、まずはオーソドックスに靴ブラシと洗濯石鹸を使って布部分やゴム部分を洗います。(布おむつの経験からいうと、ハンドソープなどの液体せっけんでは汚れは落ちないと思います。)
上の子のは汚れが激しいので靴本体の布部分はぬるま湯で2度ぐらいセッケンをつけたブラシでこすります。力いっぱいやっても汚れが落ちやすいわけでもないので、布部分は汚れが薄くなればいいや、ぐらいしか洗いません。濡れている時はグレーっぽく見えても乾けば白っぽくなります。
このブラシ使いやすいです。
ゴムはブラシでこすると傷みやすいので気を付けましょう。そしてここからが楽しいところ。昔は存在しなかったツールでゴム部分の汚れがみるみるきれいになります。
メラミンスポンジの威力はすごい
それはメラミンスポンジ。ご存知、メラミン樹脂でできたスポンジで消しゴムのようにタイルやステンレスや陶器の汚れを水だけで取る優れものですよね。これが上履きのゴム部分にすごい威力を発揮します。
よい動画があるかなと検索してみたのですが、見つけた動画の洗い方はあまりよいかんじに見えませんでした。靴専用のメラミンスポンジも販売されているのですが、わたしは切って使う普通のメラミンスポンジで満足しているので、靴専用を使ったことはありません。
ポイントは少し大きめに、台所の食器洗いスポンジぐらいの大きさに切ることでしょうか。そうすると、靴のゴムの裏側なんかもささっとこすればすぐにきれいになるので手間がはぶけます。
靴洗いのためのメラミンスポンジの使い方のコツ
メラミンスポンジを切るのは、はさみでもよいのですが、スポンジを縦にして持って、食パンを切るみたいに包丁を使って切るのが楽です。最初はわたしも靴掃除には小さめに切ったりもしてみたのですが、上記の理由から台所スポンジほどのサイズに落ち着きました。このあたりは手の大きさや子供の靴のサイズ、それから好みなどで変わってくるのでご自分でいろいろ試してみてください。
メラミンスポンジを水で濡らして、軽くこするとゴム部分はいとも簡単にきれいになります。わたしはゴム部分以外の布部分にも軽くメラミンスポンジをかけます。最後に全体に軽くブラシをかけて、水で十分すすいで出来上がり。
ゴム部分がきれいにぴかぴかになると、布部分が少々グレーがかってきても洗った、という満足感が得られます。
ひとつ大事なポイントは、メラミンスポンジで上履きを洗う場合は、力を入れすぎないようにすることでしょうか。布もゴム部分もやわらかい物ですからあくまでも軽くやさしく。軽くブラシをかけるようなイメージです。
そうするとスポンジが崩れたりせずに塊のまま、まんべんなく少しずつ減っていきます。スポンジが大きく変形したり、ぽろぽろと崩れたり、塊が取れてしまうのは力の入れすぎかと思います。
これなしの上履き洗いは考えられません
知っている方には当たり前のメラミンスポンジの靴のお洗濯。親戚でなにそれ知らない、という人がいたので記事にしてみました。メラミンスポンジを使わずに靴を洗っていた時と比べて嘘のように靴洗いが楽しくなりますので、ぜひお試しください。
敏感肌とメラミンスポンジ
肌の丈夫な方は素手でメラミンスポンジを扱っても大丈夫なのかもしれませんが、わたしのように肌のトラブルが多いタイプのひとは、メラミンスポンジを扱うときはゴム手袋を使った方が無難です。
わたしも短時間少ししか使わないときは素手でも大丈夫なのですが、お風呂場のタイルなど、すこし大きな面積に時間をかけて磨くような作業をするときには手袋が必須です。以前手袋ナシでなって先の皮がぼろぼろにあったことがあります。細かい目のやすりでこすっているのと同じですから。歯や人間の皮膚に使ってはいけない、と言われているメラミンスポンジですから、指先にもあまり触れない方がよいかと思います。
特にお子さんが自分で上履きを洗うときにメラミンスポンジを使うようなら、手袋をするなどして直接触らないように気を付けてあげてください。