さんにんめの赤ちゃんを出産後、退院してから今まで夜は赤ちゃんとずっと一緒に大人用ベッドで眠って添い乳してます。オットは別室で寝て、上の子ふたりを担当。泣いたりおもらしをしたら面倒を見てくれる。なので夜はベビーベッドの必要は今のところ全く感じていません。
Contents
日中のベビーベッドの使い方-安全確保
でも日中はベビーベッドが大活躍です。置き場所は寝室でも子供部屋でもなく、リビング。午後は4歳と1歳の子ふたりがウロウロドタバタしているので危なくて、赤ちゃんを床やソファーに寝かせておくことなんでてきません。
気が付くと1歳児が赤ちゃんの下に敷いたブランケットを取ろうとがんばっていたり、バナナを赤ちゃんの口に入れようとしていたり、4歳児が抱っこしようとしていたり、かわいがってくれるけど…危ない。
上の子たちがいない時でも、リビングに置いたベッドで寝かせておけば寝室で寝かせておくよりも目が届くから安心して家事ができるし、あまりに疲れていてひとりでゆっくり昼寝したいときもリビングのベッドで寝ていてくれれば安心して眠れます。うちの赤ちゃんは昼夜逆転気味で、昼間はおっぱいのんだらそのままぐっすり寝てくれることが多いです。
柵はできるだけ長く外さず下段で使う
IKEAのベビーベッドは2歳、3歳の子も、マットレスの位置を下段にして、まだ柵を外さずに出られないようにした状態で使っています。そろそろ片側の柵を外してもいいかと思うんですが、自分で出られないほうが便利なことが多くて。(ちなみに身長は85センチ)トイレトレーニングを始めたら外します。
ベッドから子供が自力で出られないというのはとても便利。台所でオーブンを使っている時に宅急便が届いたとか、目が届かないと危ないときに下の子ちゃんと末っ子ちゃんをベッドに入れておけば安心です。末っ子ちゃんはベッドの上段の位置でマットレスを高くして使っています。寝返りができるようになったら危ないので下の段に下げます。
IKEAのベビーベッドで柵を外せない2タイプ。メリットは価格の安さ。あまりに安いのでSNIGLARの安全性を疑問視する意見もあるようですが、これだけ数を売っているIKEAなので問題があればリコールが出ます。しかもIKEAの定番製品なので安全性は問題ないと考えてよいかと。
シンプルな機能だからこそ高い安全性
柵が下ろせない、キャスターがない
IKEAのベビーベッドの機能的なオプションは、上下2段の高さが変えられるかと、片側の柵が取り外しできるか、の2点だけ。後は値段と色と別売りのマットレスのランクだけです。柵が下ろせなかったり、キャスターがないというのは上の子が小さい場合はとてもありがたいです。
いつもダメと言ってあっても、子供部屋で子供たちだけで遊ばせているとベッドによじ登ったり押したりして遊ぶ子は多くて、ベビーベッドを使って大人が想像できないような遊びをしたりします。2~3歳はダメとはわかっていてもついふざけて、って事も多いので。ベビーベッドをあまり使わない日本と、必須で長く使うことが多い海外とでは安全対策の気合が違うと感じます。
オムツ替えがしにくい?
柵が簡単に下ろせないとオムツを替えるのに使いにくいという意見もあります。でも、ベビーベッドの高さはもともとあまりオムツ替えに向いていない高さなので、海外では専用のオムツ替え台を使うことが多いです。ベッドの中で替えなくても、床やソファーにタオルなどを敷いて替えても手間はかわりません。寝ている間にそっと替えたいときだけベッド上段で使っているときはそのままオムツ替えすることもありました。あの高さはすごく腰にきます。
それでも柵を下ろすタイプは上の子たちのいたずらが怖くてわたしは絶対に選択肢外です。
柵の片側が外せるタイプが長く使える
いちばん安いベビーベッドSNIGLARとその次のHENSVIKは片側の柵を外して使えません。SUNDVIKとSTUVAは片側の柵を外せます。柵を外せないタイプは2~3歳くらいまでしか使えませんが、柵を外せるタイプはベビーベッドとしてもわりとしっかりできているし、柵を外して普通のベッドとして4~5歳まで使えます。なので長くつかうつもりでIKEAでベビーベッドを選ぶなら個人的にSUNDVIKとSTUVAがおすすめ。
柵を外して長く使えるタイプ。我が家はこちらの左側のタイプを選びました。
IKEAのベビーベッドは片側の柵が簡単に下ろせるようになっていない、車輪がついていない、ということに不便を感じることもあるかもしれませんが、上にまだ(聞き分けのない)小さな子がいる場合は、これが逆にとてもいいんです。柵のおろし方を見たら小さな子は真似をするので赤ちゃんにも上の子にも危ないです。下に車輪がついていないのも同じ理由で助かります。安全確保のためのベビーベッドで上の子が遊んでしまったら大変。
総合的な満足度
赤ちゃんが背中スイッチ付きで、ベッドに置くと泣くばかりでベビーベッドは全く使わなかったという人も多いです。なによりも場所をとるいわゆる大物ベビー家具なので、住宅事情でもあってよかった、買わなければよかった、と意見が変わってくると思います。
だから誰にでもベビーベッドは薦めませんが、我が家はIKEAのベビーベッドの価格にも質にもとても満足しています。
IKEAでベビーベッドを選ぶときの重要ポイント
現在のベビーベッドのモデルと価格
2015年現在、オンラインカタログにあるIKEAベビーベッドのモデルは全部で4種類。サイズはSTUVAだけ少し小さいですが、どれも60x120cmのマットレスにあわせた規格です。台所などもそうなのですが、IKEA独特の規格ですから、IKEAでベビーベッドを買うならマットレスもIKEAで選ぶのがよいでしょう。(2016年9月現在は2000円ほど値上がりしています)
- SNIGLAR 6,999円 ベビーベッド
- HENSVIK 9,990円 ベビーベッド
- SUNDVIK 12,990円 ベビーベッド
- STUVA 22,990円 ベビーベッド引き出しつき
柵の形状
現行の4モデルのなかでいちばん安いSNIGLARだけ柵の外周全部が縦の格子になっています。格子だと狭い部屋などでは圧迫感がないので、インテリアとしては問題ないのですが、赤ちゃんが寝る場所という意味ではすこし考えたほうがよいかもしれません。
柵が困ると思う理由は・・・
- 赤ちゃんが寝ながら動くようになると柵から手や足が出てしまって自分で抜けなくて泣くことがある
- 頭と足の部分が格子になっていると寝ているときに光が顔に当たったり、ウトウトしている時に他の人が動いているのがよく見えすぎたりする
柵の片側が取り外せるのか
SNIVLARは柵の片面を取り外してジュニアベッドとして使うことができません。それ以外の3モデル、HENSVIK,SUNDVIK,STUVAはマットレスを下段に下ろしたら片側の柵が外して子供が自分で出入りすることができるようになります。
ただし、ベッド上段で大人用ベッドの隣にくっつけて使うサイドベッドとしての使用はできません。片側を外す場合はマットレスを下段にして別パーツをサイドの柵のかわりに取り付けて使います。
マットレスの湿気
赤ちゃんや子供が毎日ベッドで眠るようになると、マットレスは意外と湿気がたまります。STUVAのように下に引き出しがついていると収納は増えて便利ですが、側面のボードも下まで1枚なのでわたしは湿気が気になります。布団だと思えばよいのかもしれませんが、布団と違ってマットレスは厚みがあるので場所を取るし、干す場所を選ぶため、頻繁に干すのはすこし面倒です。
おすすめモデル
以上の理由から、総合的にみてHENSVIK,SUNDVIKがおすすめです。でも予算と使い方と好みによって選択基準もかわります。
サイドベッドとしての使用
3方向だけでマットレスが上段という状態で大人用ベッドの隣にくっつけてサイドベッドとして使用されている方のブログを見たことがあるのですが、これは使用説明書ではNGとなっているはずです。構造的に強度が不足して軽い赤ちゃんが寝ているくらいなら大丈夫なのかもしれませんが、なにかの拍子で力がかかると危険です。
説明書どおりの使い方をするか、サイドベッドとして使うなら自分で補強するか。そのまま上段で片側の柵を外して使うのは、自己責任ということになります。
マットレスの他にも防水シート
IKEAのベビーベッドの規格は特殊なのでベビーベッドを買うならマットレスも一緒に、が簡単です。他にも一緒に買っておくと便利なもの。それは防水シートです。
赤ちゃんはなにかの拍子でミルクや母乳を吐くこともよくあるし、寝ている間にオムツが漏れたりして大変なことになったりもします。IKEAのマットレスカバーは取り外して洗濯できるのですが、最初から防水シートを敷いておけば洗濯物も減ります。
IKEAのベビーベッドの柵を外して2歳、3歳まで使うつもりならLENシリーズのマットレスプロテクターはおねしょ対策や胃腸炎のときなどにも活躍します。ベビーベッドを卒業しても、おねしょ対策に敷いておくこともできますから、お値段以上の価値があります。
ベッドとして使わなくなっても、場所があるならそのまま置いておいて、クッションやヌイグルミを置いて子供用のソファーベッドのようにして座ったり、お昼寝で横になったり、小さなお友達が来たときにベッドとして使ってもらったりしても素敵です。
ベッドバンパーは使わなくなりました
ベビーベッドを買ったら、赤ちゃんが頭をぶつけたり、手足が柵の間から出てはさまったりしないようにとベッドバンパーも取り付けたくなるものです。うちも最初の子のときには取り付けましたが、飾りとしてはともかく機能としては気休め程度。少し大きくなったら引っ張って遊んだりしていつもぐちゃぐちゃだったし、汚れたときに洗うのも面倒だし、結局ふたりめ以降は使っていません。
生まれてすぐから生後4ヶ月くらいまではいたずらもしないので使えると思います。かわいらしくコーディネートしたベビーベッドはとてもかわいいので、いただいたガラガラやぬいぐるみなんかを揃えて赤ちゃんの写真を撮ったりするのにはよかったです。(小さな赤ちゃんは窒息の可能性があるので寝るときにベビーベッドにオモチャを入れるのはNGと言われています。)
組み立ての難易度
IKEAの家具は組立てが面倒で、苦手な人は自分でやると思うと憂鬱になることもあるかもしれません。わたしはIKEAの家具の組立てはLEGOを組み立てるような感覚で楽しんで出来ます。
チェストとか工程が多い家具や、IVARシリーズの扉など調整が難しいのは、同じIKEAでもあまり好きじゃありません。でもIKEAのベビーベッドはシンプルだし、小さいので簡単だと思いました。
組立ての難易度が気になる方は、公式に取扱説明書のPDFファイルがありますから、購入前に目を通してシュミレーションしてみられるとよいかと思います。
IKEAショッピングのコツ
子連れでIKEAにお買い物に行くならこちらの記事がおすすめです。⇒IKEAでスムーズにショッピングするコツ
2歳半でまだ使っています(追記)
末っ子は自分で、という意思が強い子なので、2歳過ぎからベッドの柵を片側はずしました。寝ているときに寝返りを打って時々したに落ちるのですが、柵をつけておくと、真ん中と末っ子のふたりがベッドの柵を乗り越えて出たり入ったりして遊んで逆に危ないと思った、という理由もあります。
身長は92センチぐらいで、IKEAのベビーベッドの長さも幅もまあいいか、ぐらいのサイズです。もうすこし大きいほうが理想ですが、一応使える。3歳ぐらいになったらもうひとまわり大きなベッドに替えてあげたいです。
上の子から3人に使ってもう6年ぐらいですが、子供が生まれるたびに何度もマットレスの位置を上げたり下げたりして組みなおしても特に痛んだり壊れたりすることもなく、丈夫でよかったです。ちなみにIKEAのSUNDVIKというモデルです。
5歳身長120センチで使いだしました(2017年12月追記)
子供3人が使っているIKEAのベビーベッドはその後もずっと柵を片側外した状態で末っ子が使っていました。末っ子は身長約105センチ。そろそろ苦しいかな?と思っていたところだったのですが、ある日、末っ子と真ん中の子が勝手にベッドを交換してしまいました。
つまり、身長120センチほどの5歳の子が、長さ120センチのベッドで寝るようになってしまいました。少し丸まって寝る子なので、うまく収まってはいるけれど、すごく狭そう。でもそっちで寝たいんだそうです。
上の子の使っているベッドも少し小さいと感じるので、来年あたりには新しく買い足したり、上の子のを下にまわしたりしてあげないといけません。でも、120センチの子がまだ眠れるなら、末っ子はまだ1年ぐらいは使えちゃうのかもしれませんね。
5歳の誕生日まで使います(2018年11月追記)
末っ子の身長が約110センチになったし、上の子のベッドを買い換えたりする都合もあって、結局末っ子が5歳になる誕生日ごろにIKEAのベビーベッドを卒業させることになりました。上の子の友達に偶然同じIKEAベッドを使っていた子がいて、やや小柄な子だったこともあって小学校1年生まで使っていたそうです。
合計約9年使用と、かなり長く使いましたから小さな傷などはありますが、うちのIKEAのSUNDVIKベビーベッド(子供用ベッド)は、どこかがゆるんだり、壊れたりすることもなく、まだぜんぜん使える感じ。なので赤ちゃんが生まれた友達にお譲りする予定です。