昔は赤ちゃんの入浴指導で、親指と薬指で耳をふさいで水が入るのを防ぐのが常識でした。今では赤ちゃんの耳に水が入るのは問題ない、と言われています。がんばって抑えると圧がかかって赤ちゃんの鼓膜によくないとさえ言われています。
なのにまだ病院で赤ちゃんの入浴では耳に水が入らないようにしましょう、と教えているところがあると聞いてびっくりです。
大人の耳だって水のなかはOKだし、羊水のなかに浸って育って生まれてきた赤ちゃんなので風呂の水が入って悪いと考えるほうが変。こういう子育ての変なことっていつどこからはじまるんでしょうね。
ベビーバスで赤ちゃんをお風呂に入れているときに、お顔だけ水の上に出して頭も体もお湯につけてやさしくゆらゆらしてあげると、うちの子はとても気持ちがよさそうな顔をします。そのままでおなかにやわらかい浴用ガーゼをかけて、お湯をぱしゃぱしゃかけてもらうのも大好き。
うちはIKEAのベビーバスを愛用。大きいので邪魔だけど安いしかわいい。3人産むと分かっていたらストッケが欲しかったです。
そんな入浴方法だけど、奥まで入ってしまって赤ちゃんが嫌がるということも今のところありません。耳に入った水は自然に出てくるので大丈夫だそうです。もし入ってしまっても、入ったほうをしばらく下にしていれば出てきます。水が気になるなら指で押さえずに、耳が水中にはいらないようにお風呂に入れればよいかと。ひとりめだといろいろ心配になりますが、お風呂で耳にお水が入るくらいだいじょうぶです。