赤ちゃんに歩行器がダメな理由〔追記あり〕

ベビー用の歩行器を使っている、歩行器が好きという方、
歩行器の悪口です。読んで嫌な気分になると思います。
それがお嫌なら恐れ入りますがこの先はスルーでお願いします。

乳幼児の歩行器、自分が赤ちゃんの頃は使っていたそうですが、
母に使ってはいけないと言われ、医者や助産師の友人たちからも
その他の友人たちからもベビー用の歩行器は
ダメという話しか聞いたことがありません。
なのに日本ではまだ売られていて使っている人がいるんですね。

アメリカ、カナダ、ヨーロッパでは過去の遺物、
特にカナダでは安全性の問題を理由に全面的に禁止されています。
英語版WikipediaのBaby walkerのページに詳しく書かれています。
危険性について書かれた箇所をまとめると、
「2004年4月7日からカナダではベビー用歩行器の使用が全面的に禁止になりました。
それに伴って歩行器のお店での販売はもとよりセカンドハンドショップや
フリーマーケットでの販売も禁止。
違反した場合は $100,000 の罰金か6ヶ月間の禁固刑の可能性がある」という感じ。

実際に歩行器が大流行の頃の事故は多かったそうです。
転落、転倒が主で、命に関わる重大事故もあります。
うっかり玄関へ行くドアを閉め忘れて歩行器で出てしまって転落、
というのと、ハイハイで玄関に落ちるのとではどちらが危ないか明白。
乳幼児+歩行器+事故などで検索してみてください。

そして体の発達には害はあれども利益なしが最近の定説です。
(股関節、腰、足の使い方など)
赤ちゃんが何かを取りたい、移動したい、立ちたい、歩きたい、
という欲求が出たときに発達の段階を無視して歩かせてしまう
歩行器にメリットがあるとは思えません。
毎日ものすごい勢いで成長し、発達している赤ちゃんだから
短期間でも自力で運動することが大事なのは明白です。

追記:
書こうか迷って書かなかったこの記事、
やはり問題があると思うので書きます。

歩行器は目の届く所で…人気再燃、事故相次ぐ

人気再燃で事故が相次いでいるというのにレンタルを薦め、
目を離さないようにしましょう、といいながら
家事やトイレの時に便利としっかり宣伝しています。
危ないと言っておきながら気をつけて使いましょうと。
使わないという選択がないかのように刷り込んでいます。

確率は低かったとしても自分の赤ちゃんに事故が起こったら
取り返しがつきません。
歩行器は死亡事故、頭蓋骨骨折などの重大事故が起こりうる物であり、
それを理由に欧米で使われなくなったおもちゃです。
いくら大人が注意して使っても事故は起こる。事故とはそういう物です。
赤ちゃんは自分で注意できない。
能力以上のことをさせているのですから当然です。
だから大事故につながる危険があるのです。

資本主義ですから売りたい商品を宣伝するのは勝手ですが
ベビー用品は儲かるからと、危険性を十分伝えたようなふりをして、
でも気をつければ大丈夫、と使用を薦めるのは最低だと思います。
カナダの禁止措置のことにも全く触れられていません。
はっきり書けば、歩行器は危険で
害しかないので使ってはいけない
のです。
それを知った上で使いたいという方だけが使えばよいのです。

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