赤ちゃんのパスポートを作るとき、悩むのがパスポートの申請に使う写真の撮影です。赤ちゃんは撮影してもらいに行く時に機嫌を見計らうのが難しい。パスポートの写真は泣いていたり寝ていたりして目が開いていないとボツになる可能性が高いと言われています。でも赤ちゃんは生まれてすぐは寝てばかりでなかなか目を開いてくれない。すこし大きくなれば場所見知りがあったりするし、楽しくもなんともない撮影、大きなカメラにびっくり。繊細なタイプの子だともうそれだけで怖がって泣きやんでくれません。
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パスポートの写真は自分で撮影できる
写真屋さんは面倒な上に料金も高い(←ケチです)ので、わが家はふたりともさんにんともパスポート写真は自分で撮影です。頼まれて友達の赤ちゃんも撮影してあげたこともあります。撮った画像は大きさを加工して、普通に現像したのをカットして提出。友達ママはセブンイレブンの証明写真印刷でOKだったそうです。
カメラは一眼レフなどの良いカメラで撮れば写真自体はきれいでそれにこしたことはないかと思いますが、ここ数年以内に製造されたカメラで画質を高めにして撮影すれば問題なく使えるはずです。
赤ちゃんの証明写真を撮る方法
赤ちゃんだと若干規格がゆるくなるような気がしますが、パスポート写真を撮影する場合、顔や背景に強い影ができたりするとボツになる可能性が出てきますから、場所と光の具合は撮影を始める前にしっかりセッティングしておきます。わたしは直射日光が当たらない明るい部屋で日中にフラッシュなしで撮影してみます。それでよくなければ一眼に外付けフラッシュで天井や壁でバウンスさせて撮ります。
ねんねの赤ちゃん
服は特に気にしなくてもよいのですが、寝かせて撮影する場合は襟の大きな服は顔にかかったりよれてしまったりして邪魔なので襟のない服をおすすめします。うちは上のふたりを似たような服で同じ頃に写真を撮影してパスポート用に使ってしまったので、写真を見ただけではどちらがどちらか分かりません。ふたりめ以降は違う色を着せると便利です。
無地のシーツに寝かせて上から撮影します。わたしは白いシーツをかぶせたマットレスを床に下ろしてそこに寝かせて撮ります。ふとんよりシワがうつりにくいと思いますがふとんでも大丈夫。カーペットの床があれば、その上に白いタオルやシーツを敷いて、しわのないようにしてから赤ちゃんを寝かせても撮りやすい。フローリングの床に直接シーツを置くと、上に立つと滑るし、赤ちゃんの動きですぐにぐちゃぐちゃになるのでだめです。
お座りできるようになった赤ちゃん
機嫌をみはからって無地の壁の前でベビーチェア(ハイチェア)に座らせて撮影します。うちはトリップトラップにベビーセットを取り付けて生後5ヶ月半くらいから座らせているのですが、この頃だと壁の前に椅子を置いて座らせるときょとんとしてカメラを見てくれる子が多いので構図的には撮影しやすいです。
髪の毛が多くてとかしても結んでもどうやっても爆発したように立ってしまう赤ちゃんのパスポート写真を撮影したことがありますが、顔にかかっていなければ髪の毛が立っているのは問題ナシでした。
パスポート写真の規格
赤ちゃんのパスポートを作る必要のある人がまわりには多いので、よくその写真を見せあったりすることがありますが、赤ちゃんのパスポート写真は意外と許容範囲が広いんだ、と思います。大人でもたまによくこんな写真でパスポートが作れたものだと思うような写真で(わざと変な顔をして)パスポートを取得する人もいますから、普通に撮れていて、サイズが規格内におさまっていればそれほど難しく考えなくても自分で撮影した写真をパスポート用に使うことができます。
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/photo/index.html#nyujiより
赤ちゃんは”顔の縦の長さを写真規格の最小である32ミリメートルとしても写真の横幅内に顔全体が収まらない場合には、縦方向が32ミリメートルに満たなくても、耳を含めた顔全体を写真に収めるようにしてください。 “ということで規格外の扱いになるようです。(以前は顔の輪郭が切れたパスポート写真の子をたまに見たんですけど、最近変わったのかもしれません。)
撮影した写真をプリントする
パソコンや画像処理のことが全く分からないと証明写真に必要な条件を満たして自分でプリントするのが少し難しいかもしれません。でも撮影さえしてしまえば 安い値段で証明写真としてプリントしてくれるサービスがありますので近くのお店で聞いてみるとよいでしょう。でもすこしわかる方なら自分で加工してプリン トするのも簡単なのでおススメです。メリットはとにかく安い!1枚30円とかです。
こちら自分で撮影した画像からたったの60円【+メール便代金】で適正サイズにプリントもしてもらえます。