ジョイントマット(フロアマット)のメリットと選び方のコツ

赤ちゃんがつかまり立ちをする頃から、わが家は2部屋に2種類のマットを使っていました。リビングのほうはもう片付けてしまいましたが、上の子が小学校に入った今も子供部屋にはまだジョイントマット。末っ子が2歳ということもありますが、それほど痛んでもいないので、まだしばらくは使うつもりです。

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ジョイントマットの良いところ

ジョイントマットは使えば使うほど良さを実感できる育児グッズ。最初は赤ちゃんが床で遊ぶ時に居心地がよいように、転倒した時に怪我をしないように、ということで敷きました。ジョイントマットのおかげで防げた事は沢山あると思います。例を挙げてみますと、

  • 寝返りの赤ちゃんやお座りの安定しない赤ちゃんの頭ゴン!に効果的
  • つかまり立ちの子の転倒の安全対策
  • 子供がふざけていて2段ベッドから床に落ちたときにジョイントマットの上で怪我がなかった(頭から落ちた子と、背中から落ちた子がいます)
  • 積み木やレゴのデュプロブロックなど大きく積んでガラガラと倒れるようなおもちゃでは、騒音防止と床の傷防止に効果的
  • 床にある物を踏んだときも、ジョイントマットの上のほうが若干痛みがマイルド
  • 足音や物が落下したときの音が軽減される

などなど、とにかく怪我と騒音防止に大活躍のジョイントマットです。

ジョイントマットの選び方

最初の子にジョイントマットを用意したときは、リビングの子供コーナーにはシンプルなデザインのジョイントマット。子供部屋は家具が白が多いので思い切りカラフルなパズルマット。を選びました。このパズルマットが(わたしと子供のせいなんですけど)うちの場合は失敗でした。

 

何が困るって、子供がたくさんバラバラにしてしまうともう大変!元に戻すのにものすごく時間がかかります。3歳ぐらいになると1枚2枚なら自分でも組み立てられるけど、10枚もバラバラにしちゃったらもうお手上げ。結局「ママ~!!!」。似たようなパーツが沢山あるので大人でも相当時間がかかります。お友達と一緒に大量にバラした時はそのまま捨てようかと思いました。

パズルのパーツは齧るのにお手ごろなサイズなので、この口に入れて安全なのかイマイチわからない素材を赤ちゃんがバラバラにして齧る齧る。上の子もそうでしたが、下の子も歯が生える頃には特に好んで齧っています。

掃除機をかけるときも、パズルタイプのジョイントマットはかなり弱めに設定しないと、小さなパーツが掃除機の吸引力に耐えられずに外れてしまうのです。吸込むほどではないのですが、掃除は頻繁にやることなので、外れたのをいちいちつけたりするのに疲れます。

わたしが特に失敗した理由は、パズルマットを大量に敷き詰めてしまったから。かわいい、と思ったので12枚セットを3つも買ってしまいました。ハイ、それが最大の失敗です。パズルタイプのジョイントマットを使うなら、少ない枚数でアクセント的に使うことをお勧めします。

今頃後悔しても仕方がないのですが、わたしの結論としては、大きな面積のジョイントマットはバラバラにされにくい、飽きの来ないシンプルなマットがいちばんです。洗いやすいし、隙間からゴミも入りにくいし、扱いが楽ですから。

ジョイントマットのサイズ選び

ジョイントマットを選ぶときに自分の用途に合わせてサイズを選ぶことも大切です。見た目だけでなく、掃除をする時に扱いやすいかというのもわたしは重要ポイントだと思います。

ジョイントマットは1辺の長さが30cm、45cm、60センチのものが一般的です。それぞれにメリットデメリットがありますのでサイズ選びは買う前によく考えたほうがよいですよ。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

大きさは敷く場所によって大判か小さめかを選ぶとよいでしょう。広い面積に敷き詰める場合は大判(60cmや45cm)が便利です。大判のジョイントマットを使うメリットは、つなぎ目が少ないので、マットのしたにゴミやホコリが若干入りにくくなることと、マット自体の接続が外れにくくなることです。

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30センチの小さめのマットは、ソファーなどの家具をきれいに避けたりしやすくなります。2色のカラーで模様を出したいときも、少ない面積で模様が出せて、組み合わせによるバリエーションもつけやすくなります。

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30センチのジョイントマットだと、子供にも扱いやすいので、掃除をする時に子供に手伝ってもらいやすいというメリットもあります。ただし隙間に入るゴミやホコリは多くなります。

サイズはホコリ問題を抜かすと、最初に敷く時と、大掃除で外して洗うときに問題になるかと思います。60センチでも扱える、という人もいれば、大きすぎるから45センチや30センチのほうが良いと思う人もいるかと思います。

敷く場所の形、面積や掃除の条件を考えて大きさに迷ったら、最後は手に取ってみてこれ、と思うサイズを選ぶのがよいでしょう。

ジョイントマットのお掃除方法

子供3人でそれほど丁寧に掃除をしていないのですが、とりあえずうちのジョイントマットの掃除方法をご紹介します。最低限これぐらいはやらないとゴミやダニやカビで困るんじゃないかと思います。

普段の掃除は、掃除機をかけた後に水拭きをしています。ジョイント部分にゴミやホコリが入りやすいので集中的に掃除機をかけますが、マットの裏側にホコリが入り込むことは避けられないので、うちは毎回ではありませんが、時間があるときにマットを持ち上げてマットの下にも掃除機をかけています。

小さな赤ちゃんがいないので最近はあまり頻繁に水拭きはしませんが、赤ちゃんがマットを舐める時期には週に1回ぐらい掃除機の後に水拭きをしていました。

そして1年に1回、大掃除のときにはマットを全てバラバラにしてお風呂場に持って行き、残り湯を使って洗剤でしっかり洗います。

大判のジョイントマットは使っていると変形してバラバラにした後に適当に敷こうとすると、形がずれてしまって隙間ができる、という話を聞いたことがあります。外したときに順番が分かるように裏側にマジックで目立たないように番号を書いておくとよいでしょう。

うちの30cmのタイプは若干ゆがみもありますが、それほど気になりません。製品によってこの辺りは差があるのかもしれません。

ジョイントマットを買う時期

ジョイントマットをいずれ買おうと思っているのなら、赤ちゃんが産まれてすぐ、遅くても腹ばいになる頃までに買って後悔はしないと思います。

生後2ヶ月ぐらいから使える

腹ばいになった赤ちゃんは、頭を上げるのが上手ではないので、ふん、とがんばってアタマを上げていて、突然力尽きてアゴや顔をぶつけるからです。おふとんの上でやればよいのですが、ふわふわのお布団よりはジョイントマットの上のほうが力が入りやすい気がします。

オムツ替えもジョイントマットの上だと床よりもやわらかいのでタオルや布おむつなど1枚布を敷いてあげればやりやすい。汚れても外して洗えるのも嬉しいです。

写真の背景としても便利

ねんねの赤ちゃんには、ジョンとマットは写真の背景として使えます。好きな色柄のジョイントマットの上に寝かせて、色の合うかわいいオモチャを配置すれば、赤ちゃんにも快適でカラフルな写真の背景になります。

1人目のときは女の子だからやっぱりピンク!となるかもしれません。自分がピンク台好きなママならよいですが、将来2人目以降が男の子になるかもしれないことは頭の片隅に置いて色を選ぶのがよいかと思います。

ジョイントマットはそれほど傷むものではありませんから、子供が生まれるたびに買い換えるようなものではありません。事実、うちのマットはもう5年使っていますがまだ現役です。

子供にピンクが似合う、インテリアにピンクが合うならピンクもよいかと思いますが、男の子にピンクってあまり似合う子がいないのも事実。どうしてもピンク、というのならベージュとピンクの2色でパターンにしておいて、後から男の子が生まれたらピンクのマットだけを女の子部屋のコーナーに使って、残りのマットに次の子に似合う色を買い足す、ということもできますよ。