母乳育児で歯に気をつけなくちゃいけないタイミング

母乳で育てていたので赤ちゃんの歯はなるべく遅く生えてほしいと
思っていました。
なのに生後4ヶ月のおわりに赤ちゃんの下の前歯が2本そろって
生えてきた時は信じられませんでした。
まだまだ先のことだと思ってたので。

その下の前歯2本のときは、
授乳のたびに噛まれるんじゃないかとビビッてましたが
ぜんぜん大丈夫だったんです。
なのでもう次の歯はあまり怖くなくなりました。
でも、その後は大変でした。

赤ちゃんの歯の生える順番って個人差があるらしいんですが、
うちの子は次に生えてきたのが上の中央の前歯2本。
これが歯茎を突き破って出てきた時、すぐに気づきました。
だってすごく痛かったんです。授乳のとき。

下の歯って赤ちゃんの舌がカバーされておっぱいを飲んでいるときは
直接当たらないんですけど、上の歯はもうそのままが当たります。
しかも上の前歯って下のよりも大きい分、その尖り方も半端じゃない。
まるでナイフの刃が出てきたみたいでした。
それでも飲んでいる間はまだいいんです。
油断したのは飲み終わって乳首を離すとき。
わたしは小指を口角にちょっと差し込んでおっぱいを離します。
それから乳首を抜く間に少しでも上の歯茎+歯が当たると切れる。
さらに歯が出てくると、授乳中も尖った上の歯が乳輪に当たって切れる。

抱き方を工夫してみても、いろんなポジションで飲ませてみても、
結局上の歯がくるところは傷がついてしまうんです。

それでもがんばって授乳してたんですけど、3日くらいで傷が大きくなって
痛くて我慢ができなくなってしまいました。
夜は大変なのでなんとか直接授乳して、昼間は毎回搾って哺乳瓶であげました。
そして傷ついた乳首や乳輪には母乳を塗ってラップをして傷が早く治るように
つねに湿った状態を保ちます。(ラップを使うと回復がすごく早いです)
それをやったのは1日だけでしたが、それで傷がほぼ閉じたので
まだ完全に治っていなかったけどその後はまた普通に授乳を続けました。

歯は赤ちゃんが起きている間、いろんな物を噛んでいるせいかすぐに
鋭さが減って、赤ちゃんもたぶん歯があることにだんだん慣れるのか、
その後は歯が当たって傷になるようなことはなくなりました。

わたしの場合、いちばん気をつけなくてはいけない歯は上の2本が生えてくる時でした。
分かったときには遅かったんですけどね。