虫刺されが何ヶ月も痒くて治らない―蚊?ブヨ?

蚊に刺されたところが何ヶ月も痒くて、寝ている間にかいてしまって、かさぶたになるとさらに痒くて痒くてたまらない。3人目妊娠中に、そんなふうに猛烈にかゆい虫刺されと頻繁な蕁麻疹に悩まされました。妊娠性痒疹といわれるもので、妊娠性痒疹のなかではわたしの症状は軽めだったようです。それでもかなりつらかった。症状の重いひとは、妊娠性痒疹の再発が怖くて次の妊娠をためらうと聞きます。猛烈な痒さというのはほんとうに辛い。

そんな妊娠中の、痒い痒いの体質が若干軽くなって残ってしまっているみたい。今でも、熱いシャワーとか、ぞうきんしぼりとか、洋服で摺れるところとか、ちょっとした刺激から軽い蕁麻疹のようになってしまいます。そこでかくと広がってしまうので、とにかくかかない、さわらない。

同じように虫刺されもうっかりかいてしまうとものすごく痒くなります。夏に蚊にさされたところがいままた猛烈に痒くなっています。一旦治りかけたのに、寝ている間に無意識に掻き壊してしまったのが原因です。その後も猛烈に痒くて、わたしの場合は特に朝起きる直前から起きてすぐにスイッチが入ったように痒くなります。

血がでるまで掻いてしまってかさぶたになるのですが、乾いてくるとまた格段に痒い。結局無意識にぼりぼりと掻いてまたかさぶたがはがれて出血。忙しくてあまり気に留めていませんでしたが、これがもう3ヶ月ほど。刺されたところはすこし盛り上がって、まわりが3、4センチ。刺されたところを中心に直径で8センチほど皮膚が猛烈に痒いのです。

これは結節性痒疹というものだそうで、ひどい方はこれが沢山できると聞きます。わたしの場合は単発で足にひとつだけ。ひとつでこんなに痒くて大変なのに、複数ある方はどれだけ痒いことか。

とにかく掻かないようにするのが大切ということで、絆創膏を貼るとよいそうなのですが、その絆創膏自体にかぶれやすいわたしは貼るのをためらっていました。でも痒さがどんどんアップするのでとにかく持っているなかでいちばんかぶれにくい絆創膏をいつも貼っています。これは掻いてしまわないためだけの絆創膏。

元々はそれほど痒くなかったので、ブヨではなく蚊だと思うのですが、今となっては確かなことはわかりません。でもブヨにも以前噛まれて同じように数ヶ月間痒みに悩まされたことがありました。でもそのときともまた違う嫌な感じの痒さ。

あまりに痒みがひどくなって我慢ができないので、今はステロイドの軟膏も使っています。たかが虫刺され、といえないくらいこれは痒くて辛くて治りにくくてやっかいです。治すにはとにかく掻かないこと!と分かっていても痒くなってくると無意識に掻いてしまって気がつくと血が出ている。でもひどいと年単位でいつまでも痒いらしいので、今回は気合を入れて治します。

痒い部分のその後

この記事を書いた約1ヵ月後ぐらいまでは、常にまだ気をつけておかないと無意識に掻いてしまいそうでした。ちょうどクリスマスで忙しかったのでよく覚えています。

12月の始めごろは、あまりに痒いので周りを擦ったりしていたら、今度はまわりのほうがドーナツ型に赤くなってしまって、刺された中心よりもむしろ外側が痒いのです。しかも刺された場所の外側にも、もう一箇所子供みたいな感じで痒い中心みたいなのが出来てしまっていました。なのでもう本体以外の回りの皮膚も一切触るのをやめました。

かなり忍耐が必要でしたが、お正月を過ぎた頃から痒くなる時間がぐっと減りました。今までは、お風呂上りとか食後とか寝る前で体温が上がったときに痒くなることが多かったんですけどそれもなくなりました。でもここでまた気を抜くとまだ逆戻りしてしまいそうな気がするので、引き続き触らないように気をつけますが山を越えた感じがします。

また無意識の間に掻く(2016.1.28追記)

もう治るだろう、と完全に油断していたら2,3日前に寝ている間に無意識に引っかいてしまったみたいで、また古傷が痒くなるようになってしまいました。掻いてしまって小さなかさぶたが2つできたので、また食後など体温が上がると痒みが増します。

きのうは寝ている間に掻かないように、ステロイドの塗り薬を使いました。

ようやく痒いのがなくなった日(2016.8.9追記)

その後も時々かゆくなって無意識に手がいきそうになるのをぐっとこらえることが数回あったような気がしますが、3月以降からそういうこともなくなりました。

最近になって長らく痒かった場所のすぐとなりを蚊に刺されて、そういえば、、、と思い出しました。大事なのは絶対にかかないこと。うっかりかいてしまえば何ヶ月たってもまた元通り。こんなに長くてつらい虫刺されは人生で初めてでしたが、これで最後であってもらいたいです。