目が届くときに赤ちゃんに食べ物をもたせて自分で食べることを
実践していたオーストラリア人の友達がいて、生後4ヶ月くらいから色んな食品を
塊のままで手に持たせていました。
最初はびっくりしましたが、こうやって少しずつ自分で食べることを覚えさせ、
何が食べられないのかを学ばせる、というのは自然なやり方のような気がします。
物をつかめるようになったら何でも口に持っていくという赤ちゃんの行動は
生きるためにいちばん大事な自力で食べ物を食べるという行動に直結するものだからです。
勿論、喉を詰まらせないよう何を与えるかには気をつけなくてはいけないし、
食べている間は目を離さないようにしてあげなくてはいけません。
上の子には生のにんじんや茹でたトウモロコシなどをよく
齧らせていましたが、あまり喉を詰まらせて、げほげほとやっていた
記憶がありません。
それに引き換え下の子ちゃんは大きくなってからもこれがかなり頻繁で、
おっぱいを卒業して大人ごはんの取り分けがメインの今でも2日に1回くらい
げほげほと咳き込んで口の中から塊が出てくる、という事が起こります。
生のりんごやにんじんも上の子が食べているとものすごく欲しがるので
与えるんですけどこちらは普段からよく食べるのであまり焦って食べません。
でも先日は洋ナシをあげたらおいしくて塊を飲み込もうとして
げほげほ、とむせこんで3センチくらいの塊がぽーん、とテーブルの上に飛び出した。
一瞬の出来事だったのですが、それがオットセイに魚を投げて与えるのの
逆まわしみたいな光景で、テーブルに横たわった洋ナシを見て
オットと顔を見合わせて思わず笑ってしまいました。
見ていると、おいしい!と思った物を塊で口に入れるのと、
小さく切ったものでも次から次へと口に入れて喉に詰まらせる。
1歳で前歯がずらっと揃っていた上の子と比べてまだ合計4本という
歯の少なさも災いしているのかも。でもなにより食いしん坊!
あまりに喉につめるので、
好きな物を出すときは手間がかかるけどひとかけらずつお皿に乗せて
飲み込んだのを確認してから次をあげる、という面倒なことをしています。
早くこのくせが直るといいんですけど。