3歳児っていちばんやりにくい、と思う理由

真ん中ちゃんはもうすぐ3歳5ヶ月。夜中はまだオムツをつけているけど日中は失敗もほとんどなくて、あってもおしっこだけなのでトイレ関係はとても楽です。でも最近この真ん中ちゃんにものすごくイライラする事が増えてきました。

わたしは自分で思っていたほどお母さん業に向いていない、というのはすでに上の子の時で分かっていたのですが、上の子は多動気味だし、こだわりも強い子なので最初から手こずるのは当たり前と思って構えているところがあります。

でも、3歳になる前まで大人しくて、わりとよく言うことを聞く子だった真ん中が、見事に反抗期に突入して、やりやすい子でも3歳はそれなりに大変なんだ、と思うようになりました。そしてわたしはやっぱりどんな子でも余裕たっぷりの母親ではいられない、ということも思い知らされました。

3歳がいちばん大変、というのはそんなわたしの意見であり、とりあえず5歳までの子育てしか経験していない者の考えです。

わたしが3歳が大変だと思う理由は、まだ小さいくせに、大きい気になって大きな子供や大人と同じように出来ると思い込んでいる、、、なのに自分で出来ることが少ない、というところ。

手助けをすると怒るのに、手助けをしないとできなくてまた怒る。そんな自分にもイライラしているのがよく分かります。何から何までこんな調子なので、よく分からない単語もバンバン間違えながら調子よくぺらぺらとしゃべるのですが、変な使い方をして笑われるといきなり泣き出したり。

これが4歳、5歳となってくると実際に出来ることも増え、理解も進むし、ある程度自分の限界も知るようになる印象です。もちろん大きくなってきたらなってきたなりに別の大変さがありますが、いまのところわたしが幼児期までで一番大変だと思うのは3歳児。(ただし、母乳育児が軌道に乗るまでは除きます。)

真ん中ちゃんは上下に年の近い兄弟がいるので、よけいにいろいろ寂しい思いをすることも多いのかもしれません。気をつけていても、やはり上の子は手がかかるし、いちばん小さい末っ子も手がかかる。自分が3人兄弟の真ん中だった、という人に聞いてみてもよく辛い思いをした、とか、親にどんな子だったか思い出せないと言われたとか、そういうことをよく聞きます。親になってみて初めてわかる親の事情ってやつです。

最近は切れ間のないおしゃべりが苦痛だと感じることも増えていて、上の子のときも確かそう感じたな~、と思います。でも上の子のときは下がまだ赤ちゃん一人でおしゃべりしていなかった。今は上の子が相変わらずおしゃべりで、いま3歳の真ん中の壊れたラジオみたいなおしゃべりが加わりました。

いつもどれだけ騒がしいか想像できますか?3人の子供の怒鳴り声、歌声、おしゃべり、笑い声、泣き声、それに加えてわたしと夫が叱る声。漫画に描いたら家からホコリが立って、騒音でビリビリ揺れてるかも、っていうぐらいうるさい時が多いです。

真ん中ちゃんのおしゃべりにイライラするのはわたしだけでなく、上の子も同じ。そこでまたいいかげんにして、と喧嘩になるという悪循環。間違えたことを気分よくしゃべっている、というのも上の子は我慢ができない。間違えた歌を大声で歌っていると怒り出す。そこに単語をしゃべり始めた末っ子が乱入。末っ子には甘い上の子と、上とも下ともよく喧嘩になる真ん中。もうこれどうしましょう。

外で遊べない日、家に3人ともいる午後から夕方にかけては、とりあえず一人でわりと長く遊べるようになってきた上の子に、別室で細かいパズルや、小さいレゴのセットで一人で遊んでもらって、そのすきに下のふたりと遊んでやる、というのが比較的静かで平和です。(それでも真ん中うるさいですが・・・)

毎日ギャーギャーと大騒ぎな上に、ここ1週間ほど真ん中ちゃんが夜中に最低2回は夢でうなされて泣き叫ぶので、わたしたち夫婦はすっかり寝不足。いっそ動物でも飼ってみたら静かになったりするのかな、と夫婦で話したこともありますが、家に来る子は犬でも猫でも騒がしい子になりそうで、それも心配です。