寒くなってエルゴなどの抱っこ紐で外出するにも赤ちゃんの防寒対策が必要になってきましたね。エルゴの防寒ケープは売られているし、妊娠中から着られて出産後にはママコートとして抱っこ紐で赤ちゃんを前抱っこしてもカバーできるタイプの便利なダウンコートもあるんですけど、まわりで流行っているエルゴの防寒ケープ代用方法をご紹介します。
最近はママコートも、手軽なお値段でかわいいデザインがたくさんあるので、もしも、いまひとりめを妊娠中だったら絶対ママコート買っていましたね。ママコート(楽天)
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軽いダウンは防寒ケープの代用に便利
わたしがとても気に入っている抱っこ紐使用時の防寒方法。それはユニクロのウルトラライトダウンのベストやジャンパーを防寒ケープの代用にしてしまう方法。
DIYが得意な人は、しっかり装着したければ、ユニクロのダウンそのままでなくて切ったり、縫ったり、スナップをつけたりして本格的に防寒ケープに縫い直してしまってもいいんですけど、そのままでも工夫をすれば、わりとしっかりエルゴに装着できて、軽くて暖かいのでこれがとても便利なんです。(また着たければ着られるし。)
しかも分厚いフリース素材などの防寒ケープと違って、ウルトラライトダウンだけに必要のないときは外して付属の袋に入れてしまえば軽くてかさばらない優れもの。
マイクロフリースオールインワンなど、赤ちゃん自体はすこし薄着にしておくと買い物でお店に入ったときや、車や公共の交通機関で暖房の効いた場所と外を移動するときにいちいちエルゴから出して着替えさせなくてよいので楽です。
わたしは友達がやっていたのをまねして、持っていたユニクロウルトラライトダウンのジャケットで腕の部分を肩ベルトに突っ込んで簡単に取り付けて、防寒ケープとして代用しています。
外出時に自分のジャケットが見つからなくて、急いでオットのウルトラライトダウンベストを拝借して代用してみたこともありますが、これもとりあえず使えました。袖がないぶんしっかり装着するのがすこし難しかったですけど。
最近のユニクロのウルトラライトダウンは防水効果も以前より高くなってきましたから、雨や雪が降っていたらフード付のものを使って、子供の頭にフードをかぶせてしまってもオッケーです。
余裕があれば専用の防寒ケープ、なければDIYの参考に
これだけ抱っこ紐が使われているだけあって、抱っこ紐専用の防寒ケープもいろいろ製品化されています。抱っこ紐用の防寒ケープ(楽天)
抱っこ紐の時だけでなく、ベビーカーでも防寒に使える、と書いてある商品が多いのですが、こっそりひとこと。ベビーカーは毛布代わりにはなるけれど、背中側がフットマフみたいにカバーされないので、寒いところでベビーカーの防寒に使うなら、背中側の防寒対策が必要です。ベビーカー装着で前側だけカバーするものは、それなりの保温効果しかありません。
↑シンサレートで暖かいというのは寒冷地ではポイントが高いですね。画像ではどんな形なのかが分かりにくいのですが、リンク先には取り付け方の動画があって、取り付け部分や、留め方の形がよくわかって参考になります。
個人的な意見を言わせてもらうと、防寒ケープは暖かい帽子をかぶせるので、フードは無いほうが好きかも。ただし、雨や雪、風が強いときなんかに使うとかいう時はあったほうが寒気が首周りに入り込まなくていいですけど。
フードがないほうが、たたんだときにコンパクトだし、顔にかかって赤ちゃんが怒ったりしないのでいらないかな、なんて思います。赤ちゃんの服にフードがついていたりしても2重になってちょっと邪魔かもしれない。着脱の必要がある場合はその辺りも検討のポイントになるかと思います。
それから、新生児から4歳まで使える(!)などと書いてあるものもありましたが、抱っこ紐を使えるのはせいぜい2歳まで。3歳で使うのは遠距離の旅行、災害時か病気で運ぶ必要があるときぐらい。つまり非常時のみ。ベビーカーも3歳代で卒業するのが普通。4歳でベビーカーに乗るのはディズニーランドにでも行ったときぐらいです。
ぶっちゃけ、抱っこ紐の防寒ケープは、それ以外には代用程度にしか機能しない製品が多いのではないかという印象です。ほとんどが、ダウンジャケットをくっつけたみたいに見えるケープなので、やっぱユニクロのダウンくっつけとこう、とわたしは思ってしまいます。
家族のお古も活用できる
ユニクロのウルトラライトダウンジャケットやベストは定番ですが、もし自分で持っていなくても家族親戚に聞けば着ていないものがあるんじゃないでしょうか。ユニクロでなくても、似たような軽量タイプのダウンは持っていない人のほうが珍しいくらいですよね。
抱っこされている赤ちゃんはお腹側は保温されているので
真冬には薄すぎて寒くて自分で着るにはちょっと、という時期でも抱っこで移動する赤ちゃんの防寒用になら使えます。エルゴ(抱っこ紐)の中でお腹がぴったりママとくっついている赤ちゃんの、背中側だけの防寒ですから、ウルトラライトダウン程度でも赤ちゃんはけっこう暖かいみたいです。
新生児インサートを使っていたら、さらに背中側にインサートがありますしね。でも、地域によって寒さにも差がありますし、赤ちゃんの体格などもありますから、真似する場合は赤ちゃんの手足が冷えていないかしっかり自分で気をつけてあげてくださいね。(手足が冷えやすい赤ちゃんと冷えにくい赤ちゃんってすごく差があるんですよ)
わたしは赤ちゃんには薄手だけど足先までをカバーするマイクロフリースのオールインワンを着せて、特に寒いときにはその下に厚手の靴下とレッグウォーマーをつけたり、耳までカバーする帽子をかぶせたりしていました。そして背中側に薄手のダウンをくっつける。
エルゴ専用の防寒ケープや、いまさらママコートを買うのはどうしよう、と迷っている方がいればぜひお試しください。
電車やバス、店舗に入ったりして寒暖の差が大きいから
大人でも同じですが、都会で赤ちゃんの抱っこ紐を移動手段に使っていると、バスや電車に乗ったり、お店の中に入ったりして寒い外の気温と温度差のある場所の間を移動することが多いです。
あまり外用にがっつり防寒をして着こんでしまうと、暖房の効いた屋内では、赤ちゃんが暑くて泣き始めます。あまりに暑くて汗をかくと、今度はのどが渇いて授乳しないと泣き止まない、なんていうこともあります。
走っているバスや在来線の電車の中で、抱っこ紐の中で授乳をするのは、けっこう勇気がいると思います。(自分が子供の頃は車内で堂々と授乳しているお母さんよく見ましたけどね。)
赤ちゃんを迎えてはじめての冬だといろいろ分からないことがありますが、暑くなってしまったときにすばやく調整することを考えて、冬の支度をしてくださいね。